光とオオカミちゃんには騙されない。2 (ページ4)

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その日のアトリエでは朝から勇斗が作業していた。

舞「え！？勇斗くんなんでいるの！？」

勇「あ、舞香ちゃん。おはよう」

舞「いやいやおはようじゃなくてさ！今日太陽ラインでしょ？」

勇「俺は、、行かないよ。」

舞「え、なんで、、、」

勇「Aちゃんはちゃんと話してお互いの時間とって決めたいって言ってたからさ。今日は慎との時間を楽しんでほしいんだよね。」

舞「いい人すぎるよ、、、」

勇「本当なら行ってAちゃん独占したいけどそれじゃまた迷っちゃうと思うからさ。幸せな道選べないじゃん？だから俺は今日いっぱい作業して月ライン行けるようにする。」

舞「そっか。勇斗くんらしいね。」

勇「だから今日は作業がんばるぞー！」

舞「着替えてくるね！」

それからスダンナ、瑞稀、樹が作業に加わり黙々と作業をしていた。

舞「ゆいゆい行ったのかな？」

ス「行ったっぽいね、、」

舞「男子は誰も行ってないのかな？」

ス「けどここに来てないのって壱馬くんだけど今日仕事って言ってたよね？」

舞「あ、そうだった、、、忘れてた、、」

ス「舞香は心配性だからね、、(笑)」

舞「いつ気持ちが変わるかなんてわかんないし不安でいっぱい、、」

ス「思い続けて無駄なことはないと思うよ。」

舞「ありがとうアンナ、、、泣」

瑞「樹は今どんな感じ？」

樹「もう作業頑張るしかないかな～って感じかな。」

瑞「さくらちゃんから気持ちは変わらない？」

樹「うん。変わらないかな。」

瑞「後悔とかは？」

樹「俺さ、太陽ラインも月ラインもどっちも使ってないからそれが1番後悔してる、、、いなくなるとか思ってなかったから、、」

瑞「そうだよな、、、」

樹「けど俺が落ち込んでてもそんなのさくらちゃんも望んでないと思う！ってAちゃんに言われたからさ、前向くよ」

瑞「Aちゃんはいいこと言うなあ、、」