自力チート ページ37
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『…え？』
うそ、あのレイリーさんが？
ルフィの覇気も鍛えた、あのレイリーさんが？？！
いやでも、ルフィは覇気を習得するのに約1年かかった。…はず。
…1年だっけ？半年？あぁ、覚えてない…！！
でも私の場合、1年なんてもんじゃないだろう。そんなに長く居られない。それまでに戦争が終わってしまう
『…レイリーさん、ありがたいんですけど、私…』
覇気は諦めようと思います、そう言う前に
「もちろん、見込みがなかったら覇気は諦めてもらう。しかし、戦いの基礎くらいはこんな老兵でも教えられる。
…キミは何やら、生き急いでいるようだからね」
『！』
すごいや、やっぱり。そんな安い言葉しか出てこない
「昨日の晩、シャッキーと話していただろう。」
『知ってたんですか…！？』
「なに、話は聞いちゃいないさ。しかし、今日と昨日とでキミの目が違う。」
レイリーさんは私の肩を強く掴んで言った。
でも、その手はとても暖かくて、
痛くなんてなかった。
「慌てるな、A。…昨日の一件で…君には出来ないと思ったことも多かろう。しかし、君にしか出来ないことだってある。」
『私にしか出来ないこと…』
「君には行動力がある。素晴らしい素直さがある。それだけあれば、充分だ。
君の決意が無駄にならないくらいには、私も役立てると思うがね」
『………ゔっ……わ、私もう泣きませんからﾞ！！』
「ハハハ、それは頼もしいな」
二十歳超えてから涙腺が緩い。
なんでこんな優しいんだ、この人たち
素性もよく分からないこんな女を家に置き、詮索もせずに接してくれる。
やっぱり推しすぎる。
『ッ、レイリーさん！私にできそうなこと…全部教えてください！！』
「いいだろう。だが、欲張ってはいけないよ。焦りは禁物だと心得ておくこと。それと…
私は、甘くないぞ？」
彼が笑った一瞬、悪寒がした
背筋が凍るとはこのことか。
いや超怖い。でも、もう後には引かない
私は、自力でチートを手に入れる。
『はい！覚悟の上です！！』
「そうか…それなら今日が最後の夜になりそうだな」
『…？何がですか？』
「君とゆっくり酒を飲める夜だよ。これからは忙しくなるな」
さぁ、晩酌といこうじゃないか。と、レイリーさん
え、なに？私は死ぬの？？
まぁ、お酒は飲ませてもらおうかな！！
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とか思ってた自分をぶん殴ってやりたい
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レモン - めちゃくちゃ面白いです⭐️レイリーさんめっちゃイケメンなんですけど！！ (11月20日 14時) (
レス) @page48 id: 97f09e59d6 (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - ゲンコツが面白すぎる🤣 (2022年5月2日 2時) (レス) @page41 id: 9db3f9f6b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まうゆ | 作成日時：2021年6月29日 22時
