【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ7)

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『＿とても楽しかったわ、ありがとう』

わざわざ案内してくれた二人に微笑んでお礼を言う、そしてユイ達を待っているとズボンが引っ張られて、、下に視線をやると一人の少年が居た。

「おねえさん!!これ!!」

『まぁ、綺麗なお花ね、くれるの？』
「うん!!だからね!!しょうらい、おねえさんのおむこさんにしてください!!!」
『あら、素敵なプロポーズ、でも坊や、よおく聞くのよ？‥こんなおばさんより同い年の子と一緒になる方が幸せになるわ』
「でもでも!!」
『ふふ、気持ちが変わらないようなら将来お婿さんとして向かえて上げるわ』

「ほんと？」
『えぇ、嘘は付かないわよ？プロポーズのお礼に良いもの見せて上げる』

噴水の水に触れてイメージをする
しばらくして目を開けると異能力が無事発動したのか海の生物がプカプカと浮いていた。勿論本物ではなく水で象った形。

「わぁ!!きれい!!!」

『でしょ？これが海の生物よ』
「かわいい!!」
「すごい!!おねえさんすごい!!」
『沢山集まってきたわね、、ふふ、楽しんで貰えているようなら良かったわ』

子供達に微笑んで立ち上がる
少しフラッとした瞬間、ゾムが支えてくれてお礼を言えば、手を掴んで離さなくなった。それと不自然に黙っているし、、

『どうかしたの？ゾム』
zm「…あのセリフ、誰かに言った覚えある？例えば幼い時に路地裏の少年に、、」

あのセリフ？何のことを言って、、
((『＿やくそく、きもちが変わらないならおむこさんとして向かえてあげる』))

『…あぁ、確かにあったわね、、でも何故貴方がそれを知っているの？』

zm「それおr(rbr「あ!!居った!!」ﾁｯ‥」
rbr「待たせてすまんな!!」
ユ「すみません!!はしゃいでしまって、、」
『別に構わないわ』

ゾムが何かを言おうとしたタイミングでユイ達が噴水の所へと来る、彼は何処か不機嫌になったようで舌打ちを何度かするから肩を叩く。

『またいつか聞かせて』
zm「っ!!んふ、おん!!」

観光の際、見せなかった笑顔で彼は返事する
そのことに少し驚きながらも私は少年達にお別れの挨拶をして城へと戻った。

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