【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ41)

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？「俺と踊ってくれますか？」

『…もう踊る体勢なのに拒否権あるの？』
？「無いな」
『ふふ、でも‥ゾムを探してたから良いわ』
zm「俺もAを探してたで」

私を引っ張ったのはゾムで互いに微笑み再び鳴り始めた音楽に合わせてダンスを踊る、そんな中考える、彼にとっては私が分からないはずなのに私を探し当てるなんて凄いとか嬉しいとかそう言う感情と共に膨れ上がってくるもう一つの感情、もう、、自覚してしまった想いについて。身勝手でごめんね。

『ねぇ‥ゾム』
zm「ん？なに？どないしたん」

　

『…愛してるわよ』

自覚した想いを彼に告げると魂が抜けたようなマヌケな顔になって固まる、それと同時に音楽が止んで周りは仮面を外しパートナーか確認し合っていた、、なので私も仮面を外し彼の仮面に手を掛けた瞬間、彼は仮面を投げ捨てて私にキスをした。腰と後頭部に手を添えて角度を何度を変え行うキスはとても甘い味がする。

zm「んふ‥はぁ、ほ、ほんまに、？」

『えぇ、嘘なんて付かないわよ』
zm「おれっ‥自惚れ、してええの、？」
『勿論、不安になるなら何度でも告げるわ』
zm「…呼んで、俺のこと」
『ゾム』
zm「もっと」

彼に言われるがまま名前を呼び続ける、それでも不安なのか何処か挙動不審の彼にキスをして私は頬に手を添え呟いた。

『愛しているわよ、ゾム』

zm「っ‥おれ、もっ、!!」
『もうー‥泣かないで？反応に困っちゃう』
zm「やってぇっ、!!やっと、やっと想いが叶ってぇ‥う"ぅー‥あいしてるっ、あいしてる、!!!」
『分かったから続きは車で話しましょ？視線が痛いわ、ほら、仮面付けて』

床に落ちている二つの仮面を拾って彼に一つを渡す、泣きながらもそれを付けて私をエスコートしようとする彼が何だか健気で微笑ましい、車に乗ってからは甘えたになって膝枕を要求するからして上げる、優しくふわふわとした髪を撫でて子守唄を歌う、、

愛しているわ、ゾム、それが例え＿自分を殺す行為だとしても、、

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