【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ37)

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『別にもう気にしていませんが‥どうかしましたか？何か不都合でも？』

gr「いや、どうも主犯格が観光客(スパイ)だったようでな、睡蓮に嫌がらせをしたのにも理由があったんだ」

彼が言うには私を孤立させて引き抜こうとしていたらしい、強い異能力者を自軍へ入れたいのは分かるけど‥何とも犯行が雑と言うか、孤立した状態で勧誘を受けたとしても私はきっと此処を選んでいたでしょうね、そもそも此処を守るために潜入しているんだし

『……ん？』

gr「？どうした？？」
『…いや‥視線を感じて』
os「視線？特に何も無いけど‥」
『…ッ!!オスマンッ!!!』

窓に背を向けている彼を抱き締めて咄嗟に守るような体勢を取る、刹那窓ガラスの割れる音と共に右肩が痛みを訴えた。銃弾が貫通している肩を一瞥して気配を探る、でも近くの範囲には居ないらしく、舌打ちをして異能力を使えばすぐ犯人の居所が掴めて私は割れた窓から飛び降りる。

壁を蹴って木や屋根を伝い塔へと向かい逃げ惑う敵に蹴りを居れれば、壁にぶつかって気絶した。

『ふぅ‥ぅ"、毒有りの銃弾ね、、』

魔法石で肩を治したのにも関わらず、痛みが酷くなるのを感じて口を手元へ持っていくと真っ赤な血が広がった。咳が出る度に吐血するので貧血気味になる、身体が重いのを我慢しながら狙撃手を片手に行きと同じ方法で帰り窓から中に入った。

『捕まえてきましt(os「何やっとるん!?」え？ぃ"ｯ‥あの、魔法石で治したとはいえ神経まで治ってないんで今敏感なんですけど、、』

os「そんなことより!!なんで飛び出すん!!」
『早く捕まえないと逃げられそうですから‥不味かったですか、？』
os「当たり前やろ!?怪我してたんやから!!」
『でもこれくらい慣れてま、ｺﾞﾎｯ‥慣れてますんで、特に問題ありません』
os「は？血!?まだどっか怪我しとるやろ!!報連相大事って知っとるか!?ほら言え!!!」

『ど、毒が弾丸に、、』

そう言えばすぐに医務室行き、解毒薬が調合されて薬を打たれ私は疲れて眠る、、起きた時沢山の人から説教をされた、慣れない説教に戸惑いながらみんな言うことは一つ自分をもっと大切にしろってことだった、、

『…人のためにしか生きたこと無いのに』

　

？「やったらこれからは自分のために生き」

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