【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ24)

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tn「取り敢えず睡蓮は合格、今日は此処泊まっていきや」

『え？良いんでしょうか‥』
tn「ホテル予約出来てへんやろ？客室空いとるやろうからそこ使い」
『有り難う御座います‥』
tn「明日は異能力協定機関に異能力申請しにいくから準備しときや」

異能力協定機関‥正直行きたくは無い
だってこの姿は仮だから、戸籍なんてものは無い、、まぁ、当日誤魔化せば良いわよね。

そう思いながら案内された客室のベッドで横になる、監視カメラなど無いのを確認して私はそっと息を吐き異能力を解除した。

『はぁ‥ちょっと寝よう、、』

目を閉じれば襲いくる眠気に身を任せて私は眠りに着いた、、

＿＿夢を見た、古く思い出したくも無い過去、私はただ血の海で一人立っている

「呪ってやる!!!貴様を恨んで末代まで呪い続けてやるッッッ!!!!」

＿＿どれだけ恨まれようとも私は血の海で一人立っている、下から手が伸びて私の身体を掴み、首を絞めようが私は苦しむことなく立ち続けている

＿＿空から天使の羽が落ちてきてそれは私に触れる、途端に背から翼が生えて私はただ一角を見つめて呟いた

『邪神…』
？「くふふ‥またお会いしましょう天神」

＿＿私が【天神(ワールド・クイーン)】を使いこなせなかった時に起きた大量殺人、それには大国が何個も滅びた

＿＿血で変色した髪色は桃色として見られ、目はコバルトブルーと認識された大量殺人鬼の正体は私、国の長でありながら罪なき国民を殺した罪人は私、未だにこの夢をたまに見る、、夢はそれ以外見ない、これはきっと罪の証

＿＿のうのうと生きる私への罰、暴走の犠牲になった国民の悲鳴、怒号、恨みつらみが私を縛るのは当然のことをしたから

『＿はぁ‥はぁｯ…』

耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ耐えろ＿
どれだけ苦しくとも報いを受けなくてはいけない、何故ならそれ相応のことをしたから

『…こんな私は誰かを愛してはいけない』

ｺﾝｺﾝ_

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