【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ23)

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試合開始の合図と共に彼がナイフを投げる
それを弾くとよりナイフが飛んできて全部弾いて彼の居た所を見た、だけどそこには誰も居なくて周りにも居ない、、

透明化か何かの異能力？
それにしても気配が探れない、此処にはまるで何も無いかのように。

『っ‥』

頬が軽く切れる、何となくで避けているけど正直場所が分からないから何度も攻撃を受けている‥対象が見えないので能力も使えない…ん？いや、別に対象は彼以外でも良い、彼に拘る必要は無いのだから無差別に攻撃したって良いわよね？

『割れろ』

zm「くｯ‥」
『………』
zm「がぁ"ッ!?やばッ‥!!!」

地面(コンクリート)を割ってそれを破壊する、飛び散った破片に当たった彼が呻き声を上げて異能力を解いた隙に私は攻撃を畳み掛けた。

zm「ぅ"ッ‥」

『…降参していただけますか』
zm「はぁ‥おん、降参降参…いて"ぇー‥」
『っ!?ゾム‥様、ごめんなさい、手加減を忘れて、、医務室運びます』
zm「んふ、手加減なんてせんで良かったんやで？逆にされてたらキレるわw 俺も殺す気で行ってたしお互い様、やから泣くなってww」

彼はそう言って私の頭を撫でる
傷付けてしまった罪悪感に苛まれつつ、私はポーチに有った魔法石で彼の傷を治す。

zm「魔法石‥貴重やのにええん？回復効果のヤツなんて特に珍しいやろ」

『構いません、魔法石は複数持ってるので』
tn「1カラットでも一億の値段付く価値やのに複数も持ってるんか」
『はい、コレクションとして』
zm「にしても結構な大きさやな」

魔法石は高額で希少、虹色に輝くこの宝石はただの宝石ではなく異能力が使える。異能力者に対抗出来る手段としても有効で自国のみが現在採掘することが可能な物、だから沢山持っているので使っても構わないのよね、、

と言うか彼の怪我に比べたら安いものよ

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