【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ22)

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『この能力は言霊って言うんですけど、結構強いから使用回数が制限されてるんですよね、、あとは代償が酷い、あともう一つは…』

手を伸ばして凍っている的に掌を向ける
そしてギュッと握ると対象がバラバラに散った、どうなったか分からないだろうから補足として説明を付け足す。

『対象が無機物の場合破壊が可能、これもまた目で狙わなければなりません、、言霊と破壊、これが自分の異能力の能力です。それとこの際の無機物・有機物は命があるか無いかで判断して下さいね』

科学技術が発展してからは気体まで無機物・有機物分けられたからそこは注意して欲しい、なんて思いながら言うとトントン様は頭を抱えてゾムは目を輝かせた。

tn「あの馬鹿が喜びそうな能力やで‥」

zm「俺月鬼の噂しか知らんかったけどやっぱ強いんやな!!模擬戦が楽しみ!!!」
『あはは、、』
tn「‥唯一穏和なんが救いか？」
zm「なぁ!!トントン!!早く得意武器の調査して遊ばせて!!!」
tn「遊びと言ってる時点でアウトー!!!w」

『…ふふ』
「「ッ!!!!」」
『？？？』

自然と溢れた笑みに何故か二人が息を飲む
そんな二人に首を傾げるとゾムが肩を掴んできて私の目を見て呟いた＿Aと、、

『………』

zm「…笑顔がそっくり過ぎる」
『褒め言葉‥なんでしょうか』
zm「おん、俺が好きな人、めっちゃ綺麗な美女でな？笑顔もそうやけど雰囲気も声も何もかも良くて最高なんよ」
『は、はぁ‥』

本人にそれを語られると恥ずかしくて照れてしまいそうになる、まだまだ語ろうとしている彼に困っているとトントン様が彼を引き剥がしてくれた。

tn「はいはい、それくらいにしたり」

zm「えぇ～‥まぁ、今は良いか」
tn「睡蓮、得意武器の調査しよか」
『はい』

言われた通り近距離・中距離・遠距離全てをやる、そして最後にゾムと模擬戦をすることになり私はそっと深呼吸をして彼を見据えた、、

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