【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅰ (ページ15)

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「───!!────!!!」
「───!!!──!!」
「──!!起きろ!!!」

『…あ"？』

突然迫り来る気配に殺気を放って睨む
すると相手はビビって数歩下がり私に銃口を突き付けた、、どうやら眠っていた間にハイジャックされたようね

『…何ですか、自分にどうしろと？』

「両手を上げてあっちへ行け!!」
『…正直面倒なんですよね』
「は？ぅ"あ"ッ」
『ハイジャックして何がしたいのか分かりませんけど‥久し振りに心地好く寝てたのを邪魔されるのって気分が悪いんですよ』

相手の首を締め上げて気絶させ放り投げる
近くに居た仲間(と思われる人達)が一斉に発砲してくるけど、私はそれを異能力で砕いた。

「なッ!?月鬼ッ!!!?」

『よくご存じで‥跪け』
「ッ!?!?」
『無駄な殺生はしたくないんでね…眠れ』

次々バタバタと倒れていく人達を集めて縄で一気に縛る、あとは他のビジネスクラス等に居るのは‥

『トランシーバー‥良いのあるね』

トランシーバーを付けて月鬼の能力を使う
立っていた気配が倒れたからきっと成功ね、縄を取り出して能力で縛りに行かせる。

『はぁ‥気分が悪い、本でも読もう』

ベッドに座って私は取り出した本を読む
しばらくしたら機長からの放送で取り敢えず近くの国に着陸すると流れる。

まぁ、ハイジャック犯達が眠りに着いたとは言え安全になったかと言われると違うもんね、、

欠伸をしながらそんなことを考えて数十分
無事に国へ着いたらしく乗務員に案内されて飛行機を出る、ファーストクラスには私しか居なかったため私が異能力を使ったことは特にバレていなかった。

『当初の予定とは違うけど‥取り敢えずホテルに泊まろう』

キャリーケース片手にそう呟きながら空港を出ようと歩く、だけど肩に手を置かれて咄嗟に弾けば相手はただ微笑んで此方を見据えていた。

『…何か』
？「それは君が一番理解しとるんちゃう？‥犯人達伸したの君やろ」

…まさか此処で彼と出くわすとは思わなかった、話したことはないけど、此方をずっと見据えていた覚えがある彼は我々国幹部＿

ut「なぁ‥どうなん、イエス？ノー？」

＿鬱様

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