【d!】妹の婚約宣言を境に三人の美男子に求婚されました Ⅱ (ページ10)

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『＿私直属の配下に色々探って貰ってるけど、それでも全貌は掴めていない』

gr「ふむ、、」
『…もうみんな信用してるから言うけど、私の異能力【天神】はこの世にある異能力が全て使える』
tn「全て、？」
『えぇ、だから貴方達を守ろうと思ったの、自国には万全の結界が張ってるから心配ないし、、』
gr「此処にもその結界を張るのか？」
『そうしたいのは山々なんだけど‥結界を維持するには流石に私一人では無理で、魔法石に異能力を固定する予定なの、でもそのための魔法石がまだ調達出来てなくて、、』

zm「それってどのくらいの大きさ？」
『んー‥ナチュラル国の城覚えてるかしら』
zm「覚えてんで」
『城の四つ角にそれぞれ巨大なクリスタルあったでしょ？それと同等の大きさでやっとあの城に結界を張れる、周りにはその半分ほどの魔法石があってそれで町にも結界を張ってる』

その魔法石を掘り出すだけで十年は浪費した、そんなの今やっている暇は無い、だから守れるほどの力を持った私がこの国に来た、そうすれば彼らを脅威から守れると思ったから

sha「S国潰す訳にはいかんの？」

？「それは出来ないんですよ」
『黄色、おかえり』
リ「ただいまです」
sha「なんで出来ひんの？」
リ「S国を潰せばA様が死ぬからです」

その言葉でみんなの視線が私に集まる、それに苦笑いしているとゾムに手を握られて、彼の方を見れば目が少し潤っていた、つまり半泣き状態、、慌てる私を他所に彼は抱き着いてお腹に頭頂部をグリグリとする。

zm「死んだらアカンっ!!!」

『な、泣かないで、？それに関しては対処してるから、、』
kn「…なんでAが死ぬんや」
リ「A様は一度異能力を暴走させました、その時にある男がA様の心臓を取ったのです」
rbr「ある男？」
『【邪神(ワールド・キング)】の異能力を持つ男、それと私の心臓がS国にあると言うことしかまだ分かっていないわ』

私の心臓はそこにあって下手に攻撃すれば潰されかねない、今は疑似心臓で何とか命を繋ぎ止めてるけど、、

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