最終話 ページ27
貴女side
＿何も聞こえない、何も感じない、
眠りに落ちればただ真っ暗な空間で一人、目の保養としてある金林檎の成る木をジーッと見つめて時間が過ぎるのを待つ。最近ずっとこうなのよね…暇過ぎてとても退屈、懺悔すれば良いのかしら？これまでの行いを悔いれば良い？？
だとしたら有りすぎて何をしたら良いのか分からないわ
？「────!!──!!!」
？「───!!!」
？「───!!A!!!!」
『っ!!?コネさん…？』
kn「A!!!ちゃんと生きとるな!!?」
『え、生きてるけど‥それがどうしたの？』
kn「お前ッ‥何勝手に死のうとしてんねん!!!俺らの傍居てくれるんやろ!?何死ぬ気やねん!!馬鹿なんちゃうん!!」
『な、なんでそれを、？』
zm「ヒナタに無理矢理言わせた」
sha「なんで頼ってくれへんの‥？いつでも頼って言うたやん、、」
夢の中なのに何故か居る彼らに戸惑う、私が作り出した幻覚…とかではなく本当に彼らは本物みたい、でもどうして？と思った矢先に思い浮かぶのはヒナタの顔、、元邪神だから精神に関与するなんて得意よね
zm「A、生きて俺らと一緒に過ごそ」
『それは無理よ』
sha「Aは死にたいん？」
『…死んでも良いとは思っているわ』
kn「死にたい訳では無いねんな、やったら俺らが救う、まぁ元から拒否権無いけど」
『そんなこと出来ないでしょ？』
zm「出来るんだなー!!これが!!!」
ゾムは自慢気に微笑んで金林檎へと近付く、その周りに行こうとすれば弾かれるので止めようとしたら彼は意図も簡単に金林檎の実を取って帰ってきた。
zm「ヒナタらしく金林檎は心のうちに実ってる思い出‥らしい、自分では触れることが出来ないんやって」
sha「あとはこれを食べるだけやで!!」
kn「食べる気無くても食わせるぞ」
『ちょっ‥どうしてそこまでする』
「「「Aに生きて欲しいから」」」
『〜ｯ!人が覚悟を決めたって言うのに貴方達はほんと、、分かったわ、食べる、貴方達がしつこいのは体験して分かっているもの』
ゾムから金林檎を受け取って噛り付く、残さないように全て食べ終わった瞬間＿私の意識は途絶えた、、
zm「A〜!!ピクニック行こうや!!」
sha「ええやん!!Aの手作り弁当!!!」
kn「A、準備してさっさと行こか!!」
『もう…料理作るにも時間必要なんだからね？明日行きましょう？』
END
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作者名：@鬼 zm推し | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/7af1a9576d2/
作成日時：2022年4月1日 17時
