音駒にいる少女は何者？【ハイキュー!!】【呪術廻戦】【音駒高校】 (ページ6)

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3.なんか似てるページ6

黒尾side

少女(あいつ)が教室に入ってきた瞬間、俺と夜久はアイコンタクトを取った。

だって、部活終わりに俺たちを救ってくれたあの少女に似てるから。

でも、気になる点が1つあった。あいつ、関西弁使ってたか？

いや、日常生活で使ってるけど、あのときはたまたま使わなかったとか、そもそもあいつじゃないとか…

名前を聞けなかったのが致命的だった。

A『ほな、よろしゅう頼んます。黒尾くん？』

黒尾「あ、うん。」

か、考え事してて全く聞いてなかった…！

ブブッ

スマホに通知…あ、夜久からか。

夜久衛輔自己消化の内容聞いてた?

Teturo-いえ、全く。

夜久衛輔聞いとけよ。

Teturo-内容、教えてください!

夜久衛輔関西から引っ越してきた玉藻Aだってさ。

Teturo-あの時出会ったやつに似てるのにな。

夜久衛輔決定的な証拠が足りないからな〜

Teturo-休み時間になったら凸る

夜久衛輔引かれんなよ〜

Teturo-夜っ久んも手伝ってよ!?

夜久衛輔無理。

Teturo-辛辣!

A『授業中にスマホを触るのは良くないねんで？ｺｿｯ』

黒尾「知ってまーすｺｿｯ」

A『そう。知ってるなら良かったわぁ。ｺｿｯ』

A『それよりさぁ、うち、黒尾くんにどーしても話したいことが2つあんねん。やからさぁ、1限終わったら校舎裏来てくれへん？』

黒尾「俺もさぁ、どーしても玉藻に話したいことがあるからさ、1限終わったら校舎裏来いよ〜」

A『黒尾くんはオウムかな？』

黒尾「ちがいますー」

A『ｸｽｸｽ』

A『いやぁ、黒尾くんは面白いんやねぇ。』

玉藻はそう言って笑ってたけど、笑ってたのは口だけで、目が笑っていなかった。

初めて心から笑顔が怖いと思った。

あれ程の怖さの笑顔をもう、見ることは無いとまで思ってしまった。