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優鶴side


英智「いまさっきだよ。」

めが兄「守護者、私はこれで失礼します」

優鶴「うん、ありがとう。めが兄。」


これで少しは
俺の懸念も晴れるだろうか。

プリパラ内でこの手袋を外して、ファルルやガァルルに

プリパラの外でも、
りんねたちに触れられるように。


英智「これから少し時間あるかい?」


優鶴「・・・・・・みんなでか?」

英智「うん」


優鶴「・・・・・・ラボで話そう、アズライト

ラボラトリーに案内してやってくれ、
俺はちょっとやることを片付けてくる」


アズライト「わかりました、ユヅル」


驚いたそぶりをした英智を尻目に、
アズライトが笑みを浮かべて小さく手を振った。


・・・・・・やること、とは
アップデートにあたり新しくできる設備の位置確認、

景観チェックと言っていいだろう。


ジュリィやジャニス、ファララやガァララの
そのあたりがやってくれたらいい気がするが

多分結局決まらなくなるから俺に任せたのだろう。


優鶴「提案場所から少しずらして可決、だな。」


「提案場所はあまり良くなかった?」


優鶴「いや、直線から写真を撮った時、
この大きさだと目印になるものが隠れる。

迷子になった時これは致命的だぞ。

プリパラ内はそれでなくても似た構造が連続してる。


あと、ここからみた時、
景観のバランスが悪い。

この説明でご満足いただけたか?

ジュリィ。」


ジュリィ「ええ、もちろん。」


優鶴「プリチケの配達おつかれ。」

ジュリィ「ええ。ユヅくんもおつかれさま。

・・・・・・迎えにきたの、あの子達に頼まれて」


優鶴「そうか、・・・・・・お手をどうぞ

ハーマジャスティ。エスコートしよう」


ジュリィ「『空間転移』で一瞬でしょうに」



そう言いつつもジュリィが手をとって
俺が編纂を終えるまでコンマ数秒未満。

空間の移り変わりでラボの扉の前に出る。


「あぁ、優鶴。 来たね」


優鶴「女神使いっ走りにしてよくいう・・・・・・。

・・・・・・で?


夢ノ咲メンツと
プリティーリズムシステムメンツ、
揃い踏みで俺に話って?

ミュージックシンフォニアの話じゃねぇだろ?」


英智「逃げないんだ?」


優鶴「逃すつもりもねえんだろ。

そのご希望に添えた、それだけだ。

さしずめ、
アズライトに俺が触れても還元されなかったカラクリでも聞きたいんだろ?


ボーカルドール全員とシステム全部にこれ流用させるからフツーにアップデート時間かかるんだが?」

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作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時

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