アズライト ページ38
優鶴side
ジャニス「守護者、あなた正気ですか?」
優鶴「正気も正気だよ、こんちくしょー。
俺に触れても還元されないボーカルドール、
既存のボーカルドールもアップグレードして・・・・・・
・・・・・・あいつらだって『パフォーマンス』の幅が広がる。
俺も、いちいち怯えなくて済む。
Win-Winだろ」
手の中に収束して現れたプリチケをスキャンすると
俺の声を音素にしたバーチャルシンガーの姿で顕現する
髪は
白ベースにインナーカラーに水色が入っている
肩くらいまでの長さ。
体格は細身。身長は170くらいだろうか。
俺が185あるから15センチ下になるくらいだ。
見た目は俺以上に中性的ではなかろうか。
目は紺碧色。
優鶴「・・・・・・アズライト」
ジュリィ「この子の名前ですか?」
優鶴「あぁ、宝石の名前から。
・・・・・・アズ、立てるか」
確証があった。
俺がこの子、
・・・・・・ボーカルドール『アズライト』を還元しない確証が
手を伸ばす。
取られた手を引っ張ってアズライトを立たせると
安堵にため息を吐き出す。
発声系に異常、なし。
アズライトを構築するきらめき、許容範囲。
優鶴「話せるか?」
アズライト「う、ん。」
優鶴「おーけい。
必要な知恵はもう授けてある。
・・・・・・よろしく、『
アズライト「よろしく、・・・・・・創主」
優鶴「あぁ、『創主』っての禁止で頼む。
優鶴か・・・・・・まぁ、そのあたりで。
上下関係であるつもりはないからな」
アズライト「わかった・・・・・・?
ユヅル、とよぶ」
優鶴「ああ、そうしてくれ。
・・・・・・ジャニス、アズの管轄って・・・・・・」
ジャニス「あなたが希望するなら
あなたと同管轄になるように手続きをしておきます」
優鶴「頼む。」
ジャニス「ではアズライト、
必要な事はわかっているでしょうし・・・・・・。
守護者、アズライトの案内を」
優鶴「
おいで、アズライト。
プリパラ内を案内しよう
一緒にコーデブランドを決めような」
アズライト「ユヅル、
あなたと同じブランドがいい」
優鶴「・・・・・・わかった、
『blossom crown』のショップに行こう。
桜井さんにも挨拶するぞ」
扉を開けるとファルルと目が合った。
ふーん?なるほど?
優鶴「ファルル、立ち聞きしてたのか?」
ファルル「えへへへ〜」
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作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時