・ ページ27
優鶴side
めが姉「では、こちらは届けておきますね」
優鶴「たのむ。」
カウンターで話して、
めが姉に今日のショーの報酬と
投げ込まれたプレゼントを確認させてもらう。
うん多い。
ゴミの類や禁止物の類は全て除外済みであるため
今日のショーの優勝トロフィーと共に、
自宅郵送を頼む。
「優鶴さん!!」
優鶴「・・・・・・なるたち、・・・・・・久しぶり。」
手袋を手の後ろでつけて、
なる達に手を小さく振る。
べる「ねぇ、優鶴」
優鶴「・・・・・・ツレがいるんだ。
もういくよ。
・・・・・・いいステージだった、ありがとう」
なる「私たちは!
優鶴さんに裏切られたなんて思ってませんから!」
ヒロ「転学の話、いつでも話は通すからね」
優鶴「覚えておく」
心配そうにこちらを見ている一郎の方に歩いていくと、
安心したように息を吐き出された。
一郎「いいのか」
優鶴「いいよ、
あいつらは、俺を批判しない奴らだから」
一郎「そうか」
優鶴「次はどこかに行くの?」
。
。
。
───ハラジュク
キャットストリート
大手チェーン店のハンバーガーを食べながら、
簓と空却に話しかけられる。
優鶴「2人とも、頑固だからじゃないかな」
一郎と左馬刻の仲は険悪・・・・・・
とまではいかないとも取れず。
「へへへ・・・・・・
まさかこんなトコに、
“MadComicDaialogue”と
“Naughty Busters”がいやがるとはなぁ」
ぞろぞろと品のなさそうな奴らが俺たちを取り囲む。
最後の一口を飲み込んで、
ドリンクで飲み込む。
簓「はぁ・・・・・・
せっかく一息ついとったのになぁ・・・・・・」
空却「物騒物騒!結構なこったぁ!
腹ごなしにちょーどいいぜ!」
一郎「群れないとなんともできねぇやろうと共が!
ぶちのめしてやるよ!」
左馬刻「俺様ほ今気分が悪りぃンだ・・・・・・
手加減できねぇからなあああああ!」
優鶴「かわいそうに・・・・・・
4人ともすごく強いから、
喧嘩を売るだけ“ムダ”なのに・・・・・・ね」
みんなから一歩引いたところで、
ヒプノシスマイクの起動を見届けて、
被っていたフードをとって、
歌うために首周りのふくを緩める。
優鶴「さぁ、『蹂躙』の時間だ」
すうっと空気を吸い込んで、
『プリズムボイス』に気を配って、
ゆっくり、丁寧に音を出す。
いち達の援護として、
プリズムボイスで『精神干渉』を行い、
抵抗力を、削ぐために。
5人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時