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優鶴side
優鶴「言ったろ。 『現行犯』だ。」
「わかりました。」
スネークアイズの奴らが警察を連れて入ってきて、
1人2人と、
そこらへんに転がった黒服たちを運んでいく。
「失礼、『スネークアイズ』の頭目殿
一通りの書面を作成したのち、
そちらへ委託のため書面に『サイン』願います。」
優鶴「ええ。 ・・・・・・では巡査部長殿、
また改めて、
当家から書面をお渡しします。
・・・・・・おい、なに騒いでる」
「すみません頭目、それが───」
「16のガキが! 桜木が!調子乗りやがって!
テメェらだろうが!
人間じゃねぇくせに! 一丁前に・・・・・・!」
制服警官に捕まれてもなお暴れる
スーツの男、
反桜木一族派の刑事か、
・・・・・・はぁ、荒れるぞこれは。
「ダメです!警部!」
「おい、警部さんよォ。
黙ってりゃア、
随分うちの頭目コケにしてくれるなァ?」
優鶴「小宮川、よせ」
「でもよぅ!」
優鶴「聞こえなかったのか、よせ。」
「・・・・・・頭目の頼みだァ。仕方ねぇ。
・・・・・・でもよぅ、次はねぇぞ刑事サン。
あんたらが桜木に何されたかしらねぇけどなァ、
俺らン命の恩人になんかしたら、
───二度と表歩けねェぞ?」
優鶴「小宮川、次はないぞ。
・・・・・・いち、送っていく。
碧棺さんを、暮林。 送って差し上げて。
一応写真とって俺に送ること、
七臥、書類作成は任せるぞ」
「あいあい、ボス。」
優鶴「富塚、お前は俺と同行してくれ。
名塩、お前は市政と『桜木』に連絡、
園の管理を引き継ぐ」
「はいなるべく早く終わらせます」
優鶴「・・・・・・行こうか、いち達」
。
。
──現代、 鏡千邸 食堂──
ガンガンと頭を殴られている気分だ、
頭痛がひどい、
痛くて、苦しくて息ができなくて・・・・・・。
「センセェもいんのか・・・・・・チッ。」
一郎「左馬刻・・・・・・!」
乱数「ジジイ・・・・・・! ねぇ優鶴、寂雷はほっといて
ボク達だけで話さな〜い?」
寂雷「飴村くん・・・・・・」
優鶴「俺の家を溜まり場にするなよ。
あと、喧嘩するなら庭でやれ。」
乱数「優鶴の家まで来て喧嘩しないよ〜!
だけど、協力するにあたって
優鶴の事もーっと知ってもらった方がいいと思って!」
どんっ!
と机の上に大きなアルバム冊子を送る乱数。
おん???アルバム冊子?
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作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時