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ページ19

優鶴side

優鶴「言ったろ。 『現行犯』だ。」

「わかりました。」


スネークアイズの奴らが警察を連れて入ってきて、
1人2人と、
そこらへんに転がった黒服たちを運んでいく。


「失礼、『スネークアイズ』の頭目殿

一通りの書面を作成したのち、
そちらへ委託のため書面に『サイン』願います。」


優鶴「ええ。 ・・・・・・では巡査部長殿、

また改めて、
当家から書面をお渡しします。

・・・・・・おい、なに騒いでる」


「すみません頭目、それが───」


「16のガキが! 桜木が!調子乗りやがって!
テメェらだろうが!

人間じゃねぇくせに! 一丁前に・・・・・・!」
制服警官に捕まれてもなお暴れる

スーツの男、

反桜木一族派の刑事か、
・・・・・・はぁ、荒れるぞこれは。


「ダメです!警部!」

「おい、警部さんよォ。

黙ってりゃア、
随分うちの頭目コケにしてくれるなァ?」




優鶴「小宮川、よせ」

「でもよぅ!」


優鶴「聞こえなかったのか、よせ。」


「・・・・・・頭目の頼みだァ。仕方ねぇ。

・・・・・・でもよぅ、次はねぇぞ刑事サン。

あんたらが桜木に何されたかしらねぇけどなァ、
俺らン命の恩人になんかしたら、

───二度と表歩けねェぞ?」


優鶴「小宮川、次はないぞ。

・・・・・・いち、送っていく。
碧棺さんを、暮林。 送って差し上げて。

一応写真とって俺に送ること、
七臥、書類作成は任せるぞ」


「あいあい、ボス。」


優鶴「富塚、お前は俺と同行してくれ。

名塩、お前は市政と『桜木』に連絡、
園の管理を引き継ぐ」

「はいなるべく早く終わらせます」


優鶴「・・・・・・行こうか、いち達」





──現代、 鏡千邸 食堂──

ガンガンと頭を殴られている気分だ、
頭痛がひどい、

痛くて、苦しくて息ができなくて・・・・・・。


「センセェもいんのか・・・・・・チッ。」

一郎「左馬刻・・・・・・!」

乱数「ジジイ・・・・・・! ねぇ優鶴、寂雷はほっといて

ボク達だけで話さな〜い?」

寂雷「飴村くん・・・・・・」


優鶴「俺の家を溜まり場にするなよ。

あと、喧嘩するなら庭でやれ。」


乱数「優鶴の家まで来て喧嘩しないよ〜!

だけど、協力するにあたって
優鶴の事もーっと知ってもらった方がいいと思って!」


どんっ!

と机の上に大きなアルバム冊子を送る乱数。


おん???アルバム冊子?

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作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時

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