検索窓
今日:19 hit、昨日:5 hit、合計:2,669 hit

ページ2

聖夜side

宗「優鶴、気にする必要はないのだよ。

君は、君らしく
存分にその美しい姿を見せつければいい。」


英智「同意だね。

さっきはああ言ったけど、
・・・・・・彼らに教える必要性を感じない。」

にいちゃんを挟んで
英智先輩と宗先輩が黒い笑みで『ばちばち』している。

うーん。
こわい!

でも、確かにあいつらみたいな

『いかにも守護者大っ嫌いです』な奴らに、
にいちゃんが教えるのはリスキーだ。


優鶴「・・・・・・システムだけ貸してくる」

聖夜「俺もいく〜☆」


優鶴「聖夜は、英智と宗頼む」


聖夜「え〜っ!?

なんでなんで!?ドイヒーだ!」


優鶴「お前今日、

やたらと肉体談義に持ち込んでくるな・・・・・・?」


聖夜「にいちゃんは、

自分がタチ悪い馬鹿どもに狙われてる自覚ある?
人間って、

勝てない相手に挑むバカばっかだよ?」


優鶴「聖夜、落ち着け。」


『魔法』でさりげなくにいちゃんに探りを入れて、
『色』以外での
にいちゃんの感情の揺さぶりを『視る』。


『困惑している』。

俺自身、キレているのは
百も承知だ。

にいちゃんに何か言われても、
そのまま黙りこくるのは

目に見えている。


にいちゃん自身、
俺が『術式』を編み上げ、行使しているのは
知覚済みだろう。


聖夜「・・・・・・早く戻ってきてよ?

俺に宗ちゃん先輩と
えーち先輩を止め置く技量はないから☆」


にいちゃんが先生達の方に歩いていくのを、
みんな、神妙なツラ持ちで見送る。

どちらかと言うと、
俺を警戒しているように思えるのは、

『俺自身』が、
『警戒されて当然』だと思っているからかもしれない。


英智「『そんな』馬鹿な事、

するつもりはないよ。」


聖夜「『知ってる』。

・・・・・・釘だよ。みんなへのね」


なんとも、馬鹿馬鹿しい話だ。
俺自身、とんでもなく面倒で。

説明をおざなりにしている自覚がある。


聖夜「今日はついてこない方がいいんじゃない?

・・・・・・俺らいても、『危ない』し。」


宗教じみた奴らの『ヤバさ』は、
ぷかちゃん先輩で痛感した、

もううんざりだ。


まぁ桜木も、『その気』はあるやつもいるし
何も言わないけど。


聖夜「・・・・・・宗ちゃん先輩。

にいちゃんのインナー姿見て、どう思う?」


宗「予想より細いなと思うけどね・・・・・・

君は何を考えているのだね」


聖夜「いや、なんか魔の絶対領域的なものを感じてる」

・→←一夜限りの復活



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クラウン | 作成日時:2022年3月17日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。