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水菜side
勇儀「ついては、鏡千家の次期当主を優鶴くん。
君に任せる。」
優鶴「わかりました」
勇儀「･･････古手川は、果穂ちゃんに。
氷雷は、葵ちゃんに。
木咲は柚月くんに、相違ないかい？」
響希「佐倉は夏希に。」
勇儀「うん、いいだろう。
･･････あれだけの能力を抑え込んでてまだあれだけ
戦うための能力があるんだ、
妥当だ」
水菜「･･････ああ。 あれ、夏希くんが押さえてたの？
響音くんの能力、
どうもバランスわるいと思ってたけど
そういうこと？」
勇儀「うわぁ、僕の娘頭いいなァ！
･･････夏橋は？」
洸夜「まぁ、強さで行けば聖夜一強でしょう。
輝夜も、夜華も決め手に欠ける」
花「･･････私てっきり、
佐倉は秋希ちゃんが当主になるのだとばかり･･････」
と、
まぁ厳粛な空気は静かにおさらばし、
正月の和やかな空気になりつつあった。
･･････圧倒的に人数足りてないけど。
水菜「･･････じゃあ、春月にはこの事言ったの？」
勇儀「逆になんで言わないと思ったんだい？
お前の婚約者だよ？
土御門は弟の照月くんに継がせるから大丈夫って
豪語してたよ。」
水菜「ならいいんだけど」
。
。
。
水菜「というわけで！
今回もめでたく！
桜木の次期当主に決定しましたァ！」
本丸に戻ってすぐ、
広間でご飯をかっくらっていた一同に
襖を勢いよくスパーキンっ！
とともに放った言葉に、
「だろうな」と言わんばかりのかおで
みんながこちらをみていた。
それをみて
次郎太刀と日本号が
大量に酒を呑む口実を得たと言わんばかりに、
酒器を掲げた。
次郎「何度目だろうとめでたいじゃないか！
水菜、飲もう飲もう！
いい酒がいっぱいあるし、何からいく？」
水菜「いいだろうっ！
こうなりゃヤケだ！
次郎！鬼殺し！」
次郎「あいよ！」
六木「鬼が『鬼殺し』のむたァ･･････」
白雪「兄者、ここにスピリタスがあるぞ」
六木「なんであんだよソレ！！」
水菜「僕が買ったスピリタスぅ！！」
六木「なんつーもん買ってんだテメェは！」
水菜「だって酔わないんだもんっ！！」
六木「酔うために飲むな！
アホかてめェは！」
水菜「ちゃんと割ってのんでるもん！！」
六木が僕のスピリタスを高いところに掲げて、
取られないように
僕のジャンプに合わせて上に持ち上げる。
･･････こいつっ！！！
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作者名：クラウン | 作成日時：2022年3月8日 6時
