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優鶴side
夏目「優鶴にいさん。
まだ、一緒にいたいよ」
渉「あなたの“愛”は、“芸術”ですね
その“愛”が、
我々を
『五奇人』と呼ばれるまでに“成長”させました☆
私の“演技”を磨き、
奏汰の“歌”を磨き、
零のーーーー」
優鶴「駄目だぞ、渉。
俺は、零には今も昔も“頼りきり”だしな。
宗にも、夏目にも“ヒント”くらいしか
与えられなかった。」
奏汰「それは“ちがいます”ね〜？
『ごきじん』は、ゆづるから
“たくさん”いろいろなものをもらいました〜。
ゆづるがきがついてないだけですね〜？
ゆづる、
ゆづるがあのとき、
ちあきにおねがいしたんですね〜？
ちあきが、としょしつで
ゆづるの“にっき”をみつけたようですから、
みせてもらいました〜」
聖夜「待って、アレ回し読みされてる！？」
響音「回収！回収！」
零「優鶴くん、おぬし
我輩達に“全て”を委ねておるじゃろ？
おぬし自身が、
“引き摺り下ろす”権利を与えた者に」
優鶴「もう、考えたくないんだよ。
どれだけ懸命に足掻いても、
それ自体を“否定”されるのは苦しいんだ。
辛い想いをしたくないから、
やめるに至って、
でも、俺がやめたらお前らに矛先が向くから
やめるにやめられなかった」
聖夜「だから守らなきゃって思ったんだ？
ぶー！
俺たちそんなガキじゃないもん！
零ちゃんに至れば、兄ちゃんより年上だし〜？
答えは後でいいからさ、
俺たちに頼るくらいはしてよ？
俺たち負けたから、これ以上口は挟みません！
以上！撤収！
兄ちゃんの日記回収するぞ！
ヒビ！」
響音「誰が持ってるのか検討つかないな」
なんだか、あっという間だ。
聖夜達が退場しても、
観客が呆気に取られて
反応できていない。
夏希「あいつら、すっげぇのなぁ〜！！
俺、焦ったわ！
流石お前が胸を張って誇る奴らだよ！
速水ヒロとかさ、
二曲目で歌ってた時のアレがーーーっと
悪い、秋希がプリズムショー好きだったからさ
そのノリで」
優鶴「知ってる。
昔、よくきてたんだ
花と一緒に」
秋希がまだ生きていたら、
高校一年生だったのに、
本当、ひどい話だ。
「優鶴くん！
次は僕らだね！」
優鶴「ーーーーなんでいるんだか」
日和「聖夜くん達が招待してくれたね！
それにーー」
ガァルル「早く来るガァル！」
優鶴「成る程、
才能と、努力の二分か」
旧fineとともに現れたガァルルと
なる達をみて、目を細めてそう言う
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作者名：クラウン | 作成日時：2020年11月4日 23時
