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優鶴side
らぁら「優鶴さん・・・、
私たち、もっと優鶴さんと一緒にいたいです」
ーーーまさに、“女神”だった。
俺が、壊れそうになるきっかけの
“優しさ”だ。
薫「朔間さんがいない分、頑張らないとね♪」
優鶴「ーーーどうして、そこまでするんだ・・・？
俺は、お前らの“何なんだ”？
何が、お前らをそこまで本気にする？」
みあ「“友達”よ！
アンタは、みあ達の友達！
“守護者”とか、そんなのどうでもいい！」
ーーどうでも良くないから、
こうなってんだろ、ばかーーー。
俺は、ずっと
お前らの隣にいたかったのにーーー。
そふぃ「まだ、本気を出せない？」
優鶴「それはお前ら次第。
本気出さなくても、“あんな点数”なんだ
出す気も、無くなる。」
夏希「それだけ“成長”してるってェ事で☆」
羽風と、大神、乙狩。
らぁら、みれぃ、そふぃ
なる、あいら、みあーーーー。
さながら、“ガチ編成”だ。
ーーーまぁでも、
これでも俺が“勝てる”のは、変わらない。
あいら「悲しい声」
優鶴「勝手に俺の“服の声”を聞くな。
“代弁”されると、都合が悪い」
あいら「優鶴くん、
どうしてーーーー」
優鶴「俺は名前の通りの
優しい鶴じゃない。
とだけ言っておく。
ーーーお前が、お前達が思うほど
俺は優しくない。
勘違いするなよ？
俺は“悪役”じゃない。
“悪者”だ。」
夏希「くかかっ♪
俺は“悪者”のひっつき虫ってェわけ☆
“moment”はわかりやすい敵になってるわけ
敵の擁護は、味方から罰せられるぞぉ？
お前らぁ」
アドニス「心配には及ばない。
昨日のうちに、
先輩たちが優鶴先輩に危害を加えようとしている
“ユニット”を全部黙らせていた」
優鶴「わぁお。
時間の無駄遣い〜☆
どうせ、
“伽藍堂の神様”に負けて膝をつくだけだったのにな
か弱い希望と夢が好きなだけ詰め込まれた
貧弱な入れ物ごと壊そうとしてたのに、
ーーーーはぁ」
脳みその中で、何かが弾けるような音がした。
あぁ、またか。
昨日とおんなじ、
“思い出せそうで、思い出せない”
腹が立つ頭痛。
まるで、俺自身が思い出したくないみたいだ。
優鶴「始めようか！一方的な“虐殺”を！」
頭痛なんて、もういい。
どうせ思い出せやしない。
なら、
目の前の相手を屠ることだけを考えろ、
どうか、俺を嫌ってくれ
お前らーーーー。
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作者名：クラウン | 作成日時：2020年11月4日 23時
