さとみくんと幼馴染み

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さとみside


さ｢ん"〜…頭いった…｣

ズキズキ痛む頭をおさえながら体を起こすと
いつもなら綺麗に片付けてある部屋が散らかりに散らかっていた。

さ｢おいおい、昨日どんなけ飲んだんだよ…｣


ころんとなーくん、るぅとは床で倒れて
莉犬に至ってはちゃっかりソファを陣取って寝てる。

で、なんでか知らないけどジェルとAは俺のベットで仲良さそうに眠ってる。


さ｢起きろジェル！｣

ジ｢い"っっ、なんで俺今蹴られたん！？！｣


とりあえずジェルをベットから引きずり起こして、他のメンバーも起こすように言った。


さ｢A、起きて｣

｢ん〜…おきた｣

さ｢おはよ｣

｢うんおはよう｣

さ｢ばか、また目瞑ろうとすんな笑｣

｢うげ、バレた…｣


おはようと言いながらまた寝ようとするAの腕を引いて無理やり起こした。


さ｢あ、よだれついてる｣

｢え！うそっ｣

さ｢嘘｣

｢…もう、さとみのばか｣


こ｢オイオイオイ朝からイチャついてる奴らいるよー、勘弁してよー｣


ジェルに起こされたころんがこっちを見ながら恨めしそうな顔をしている。自分の寝癖がすごい事になってるのには気付いて無さそうだ。


｢ふふっ…ころんくん寝癖すご笑｣

こ｢えっ、ウソじゃん最悪なんだけど！｣

な｢うわ〜部屋結構散らかしたね｣

る｢片付けなきゃですね…｣

ぞろぞろと起きてきたメンバーと一緒に部屋を片付けた後、いつも通りAを大学まで送っていった。



｢ありがとう、じゃあ行ってくるね｣

さ｢ん、夜来る？ころんが今自分の家改修工事してるらしくて多分俺のとこ居ると思うけど。｣

｢んー、今日はやめとこうかな？最近さとみのとこお邪魔しまくってるし｣


別に毎日いてもいいけど、と言いかけて口を噤む。それじゃ俺がAにいて欲しいみたいな言い方じゃないか。


さ｢そ？分かった｣

｢うん、ばいばい！｣



手を振って走っていったAを見届けた後、ころんがいるであろう自分の家に戻った。

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