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今日は仕事もお休みだったから
ウンビにそのまま家に送って貰った。



着いてすぐにカトクを開く。



「J...u...n...」

追加のボタンを押すと、
アイコンが空の写真で名前は준키と韓国語だった。



彼はまだ機内の中。

なんだか直ぐに見られるのは恥ずかしかったから
ちょうどいい。見れても数時間後だ。



「…でもなんって送ればいいんだ」




こんにちは、純喜くん

純喜くん、Aです

カトクありがとう。Aです




「……えっ、どうしよう」



こんなことで悩むなんて、絶対どうでもいいよね。

でもなかなか決まらなくて
10分間 打っては消して 悩んだ挙句





A純喜くん





「……なんでやねん」

純喜くんのよく使う関西弁を言ってみる


あれだけ悩んでこれはおかしいよね
でももう 考えても分からなくてこうなっちゃった



自己紹介もせず、絶対変なやつじゃん




送ってから物凄い後悔に襲われる。

ベットの上に寝っ転がって、
トークを見ては はあ…とため息をついた。






.






「…っは!!!」

やばい、そのまま寝ちゃってた?!



時計を見るとあれから3時間も経っていて
大慌てで携帯を開く。




" カカオトーク 준키から一件の通知 " 1時間前




「1時間前〜っ、まあ、まだそんなに経ってないよね…」

でもきたらすぐに返したかったのに…
そう思いながら トークを開く





준키Aちゃん





「……………っ」

ちょ、ちょ、ちょっと待って。




そうくるとは思わないし、
" ちゃん " とか…え…いや…


てっきり笑われてるかと思ったら
しっかり純喜くんのってるし


なんならもっと爆弾落としてて





「ひいい、顔赤っ」

鏡に映る自分を見て、びっくりする。




別に言われたわけでもないのに
こんなになっちゃうなんて…


いつも純喜くんに顔赤いって言われるけど
私こんなに赤いの…?


トマトじゃん、恥ずかしい…




ってそれはそうと返信しなきゃ。

えっと…とりあえず…





Aちゃんは、やめてよ。家についた?




これで…いいよね…


送ってからもトーク画面から目が離せなくて
早く見ないかなあって、
でも早いのもドキドキするなあって、


この歳になってこんなドキドキすると思わなかった




カトクだけでこんな甘酸っぱい気持ちになるなんて…

なんて考えているとすぐに既読の文字がついた。

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設定タグ:JO1 , 河野純喜 , 川西拓実   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ナビ | 作成日時:2021年9月10日 18時

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