恋に落ちたら (ページ14)

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Junki side＿＿

どんな感じで座るのかと思えば
2つ大きなテーブルがあって、

JO1全員と社長、スタッフで別れて座ることになった

…そりゃそうやろな。

Aを見ると、男はおるけど
ちゃんと周りにはウンビさん達もおるし、まあ安心。

………ってだから、なんの心配してんねん。

これってやばいよなあ、なんて
少し気付き始めながらも気持ちを抑え込む。

それでも美味そうな料理が出てきたら
もうそれに夢中になっていた。

隣の翔也なんてやばそうや、目ギラギラしてるし。

社長と語りながら、腹いっぱいになるまで詰め込んだ

もう食えへん、
俺はお酒が弱いから一杯で済ませておいた。

ふとAを見ると、いつの間にか
ウンビさんもジアさんもソラさんもへウォンさんも
…皆いなくて

それどころか、男の人と飲んでいる。

はあ？！って思って立ち上がりかけたけど
いや、別に飲んでるだけよな…って急に冷静になる

今俺が行けば、確実に社長に問い詰められそうやし
なんかきっかけないかなあって探すけど

ん〜〜全然思いつかへん。

それどころかよく見たら相手はカメラ監督の助手さん

変に出たら、監督にまで話が回って
なんかえらいことになるかもしれんし……

あ〜もう、なんでこんな時に頭回らんのやっ

純「＿＿くそっ」

拓「なにがぁ？」

？！いつの間に、隣は翔也やったのに…

純「…拓実って、いつも出てくるタイミング分からへんねん」

拓「純喜くんがずっと考え事してるからやろ？」

純「……まあそやけど、」

拓「で、何を悩んでんの？ヌナ？」

純「……………分かってて聞いてこんでええねん」

顔合わせの時といい、今といい
拓実は絶対にこの俺の小さな感情に気付いてるし

こいつアイドルのプロみたいなとこあるし
応援してくれるんか、だめっていうんかも謎。

拓「純喜くん、気付いてないのかと思ってた。動かんから。」

純「相手も相手やし、そんな言えんやん」

拓「因みにあの助手さんだけじゃなくて、ほら見て、あのスタッフさんもずーっとヌナのこと見てる」

……うっわまじやん、

純「…ってか拓実もよお見てんな」

拓「ん？だって、純喜くんからかうの楽しいやん」

純「…お前ほんま」

拓「あっ」

ちょっと一発しばいとこうかと思えば
拓実がAを見て声をあげた。

Aを見てみれば、あの助手さんに頭を撫でられてる

………ちょっとダメちゃう？