強い ページ12
「なんか、あったのか?」
ここで、烏間先生がこっちに来る。
いや、もっと早く来て欲しかった。
ま、ここはね。正直に言おう!
『城ノ外が転びました』
うん。間違ってない!
事実だよ?
やっぱり、批判はあったけど。
「おい!お前が足引っ掛けたんだろ?」
寺坂くん?業の話聞いてた?
「逆ギレにも程があるじゃん!」
あれ?女子軍団いつの間に帰ってきたの?
「お前がやったのか?」
烏間先生も、なんとも言えなさそうだな。
んー。どーしよ?
「あの!私Aちゃんはやってないと思います!
実際に転んだところ誰も見てないし。
Aちゃんだけ責めるのはおかしいと思う。」
えっ?神崎さんが守ってくれた?
結構勇気あるんだな。
『ありがとう。神崎さん!』
「ううん。当たり前のことしただけだから。」
いやー。ほっこりする。
「神崎さん?!どうしたの急に?」
「何か、脅されているの?」
「てめー、神崎さんに何吹き込んだ!」
とか、いやあのさ?
そんなめんどいことするわけないじゃん
磯貝、前原ナイフがこっち向いてるんですけど?
「なんか喋れよ!」
いやだねー。
「なら、俺たちと勝負だ。」
えー。私勝てるよ?
「よく分からんが勝負で決めるのはいいと思うぞ」
烏間先生?
え?女子対男子で1:2だよ?
いーの?
「一撃でも当てた方が勝ち!
はじめ!」
いやいや、2人で来ようとしての見え見えw
私の事舐めてんな。
「どうだ!」
『んーwまだまだだよー』
「うるせ!謝れよ!」
いやいや、このタイミングで?
無理だろ。
『ま、悪くないのに謝りたくないんでー』
「クソがよ!避けてるだけじゃ勝てねーよ」
『じゃ、攻撃するね!』
痛い目合わせたいなー
『せーのっ!はい!』
コツンコツン
「Aさんの勝ち!」
みんな、唖然としてる
ま、勝つのはわかってたけどね。
こー見えても、なかなか運動神経はいいんだー
ま、跳び箱とかは苦手やけど。
『え?女子に負けてるよwよっわw』
顔真っ赤にしてやんの
「たまたまだろ?」
前原くん?今負けたのによく言うね。
「うちらもやろうと思えばやれんのよ?」
あのねー女子軍団、人数差考えろよ?
キーンコーンカーンコーン
「ま、授業は終わりだ!」
烏間先生驚いてたなー。
ま、今まで本気出さなかったしね。
いや、視線が怖いw
業達、笑ってるし
いや助けろ
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作者名:イロどり | 作成日時:2019年1月14日 18時