愛のカタチ 【山田三郎】 ページ28
「さ、入って入って」
『おじゃましま〜す…』
私の彼氏に促されながら私は山田家の家の中へと入った。
三郎に腕を掴まれたまま私は三郎の部屋へ足を踏み入れた。
ドアを閉める時何故か周りをキョロキョロしながらドアを閉める三郎。
ドアを閉めたかと思えば私に近づいてきた。
「ねぇ…今日楽しそうに話してたヤツ誰。」
三郎はカッコイイ。
頭もいいし自慢の彼氏。
だけど2人っきりになるといつもこうなる。
『あ〜…あの子は係で一緒の子でクラス全員のワークとノート集めるの手伝ってくれた子。』
微笑みながら言えば不満そうに俯く三郎。
「…僕のAなのに…。どうしてAは僕以外と話すの。なんで楽しそうにしてるの。僕はAが1番Aを好きでいるのに…」
『…不安にさせてごめんね三郎。私も三郎が1番だよ。』
私に抱きつきながら泣きそうになる三郎の背中を摩る。
「…本当???」
『本当だよ。』
そう言えば嬉しそうに顔を赤くする三郎。
「僕もAが1番好き。…愛してる。Aのためだったら何でも差し出すし何でもするよ。」
ニコニコと微笑みながら言う三郎。
「あっ、そうだこれ!!!」
そう言って三郎が私に差し出したのは小さめの四角い箱だった。
「これAにあげたいなってずっと前から思ってて…気に入ってくれたら嬉しいな」
リボンを解いて箱の蓋を開けてみるとそこには黄色の首輪が入っていた。
手に取ってみると首輪全体に何かの刺繍が入っていた。
「その刺繍されている花はアイビーって言うんだ。」
ニコニコしながら話す三郎。
「僕がAのことを思いながら選んだの。Aに送るのにピッタリだと思って…アイビーの花言葉はね、」
「"死んでも離れない"」
私の頬に手を添えながら狂気が入り交じったオッドアイで見つめてくる三郎に私はこう言った。
『そんな三郎を世界一愛してるよ。』
- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
リクエストありがとうございました…!!!
書いてて途中から「これメンヘラとヤンデレ表現出来てるか…???」と思いながら書いてました
上手く表現出来てなかったらごめんなさい…。
一休み 【ヨコハマディビジョン】→←噛みグセ【波羅夷 空却】
225人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
AYA - 例えば、(実は)夢主と両片想いな夢野先生が親しい男友達と街中で遊ぶ夢主の姿を街中で偶然、見掛けてヤキモチを妬く…みたいな?それでは長文、失礼致しました。 (2021年11月2日 6時) (レス) id: d783a40920 (このIDを非表示/違反報告)
AYA - 初めまして、初コメ失礼致します。リクエスト宜しいでしょうか?今のところ、見た限り夢野先生の話が一つも無いようなので夢野先生の嫉妬話、読んでみたいです。 (2021年11月2日 6時) (レス) id: d783a40920 (このIDを非表示/違反報告)
おたくちゃん - リクエストいいですか?入間銃兎様でデートお願いしたいです!!更新頑張って下さい! (2021年10月25日 20時) (レス) id: f5fd602faa (このIDを非表示/違反報告)
凛紺 - リクエストで『意外』の続編で文化祭の話を読みたいです!更新頑張ってください! (2020年9月25日 21時) (レス) id: 3f969df549 (このIDを非表示/違反報告)
www(アメーババババ)(プロフ) - リクエストいいですか?四十物 十四で添い寝、をお願いします!!作者様の書くキャラたちが好きなので受けてくださると嬉しいです! (2020年4月14日 19時) (レス) id: 9fbd33347e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:お豆腐は嫁 | 作成日時:2020年4月8日 21時