18＋1 【ヒプノシスマイク短編集】

山田家長女 【山田二郎】 ページ22

一郎→1

二郎→2

三郎→3

と表記させていただきます。


- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -







山田家には三兄弟と長女がいる。





『あ"ーーー！！！じろーリモコンとって』


「姉ちゃんすこしは自分で動けよ…」





『さぶろーボードゲームしよーーー』


「いいですけど…そのスカートの下にジャージ履くのやめてください((」





『いちろ！！！新作アニメ始まるそ！！！一緒に見よ！！！』


「まじか！！！みるみる！！」






--------------

二郎side



2「兄ちゃん…」


1「ん？どうした二郎」


2「その…姉ちゃんの事なんだけど…」



俺ら山田家には三兄弟と長女がいる。

姉ちゃんもラップスキルは高いし元ヤンで喧嘩も強いし尊敬はする。



…尊敬はするけども…！！！！




2「そのなんというか…姉ちゃんガサツすぎないかなって」



1「あーーーー…それはそうだな」


苦笑いしながら答える兄ちゃん。




2「いつも前髪はちょんまげみたいに結んで普段ノーメイクだしジャージばっかだし…女の子っぽくないというか…」




俺の同級生の女の子とは真逆で。



3「こればかりは二郎に賛同します。A姉さんは少し女性の魅力が無さすぎると言うか…」




俺と三郎がそう言うと兄ちゃんはなにか思い出したような素振りをしてスマホをいじり出した。



…そう言えば姉ちゃん出かけるって言って朝早くから出ていったけどどこ行ったんだろ。




1「まあ普段Aはガサツだし女らしくないって言うのも否定はできない。…けどあいつも女らしいとこあるぞ？？…もうそろそろ帰ってくるか。二郎三郎、玄関行くぞ」



2｢わかったよ兄ちゃん｣

3「分かりましたいち兄」




そう言って俺たちは玄関へと向かった。



…なんで玄関なんだろ。

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