03:狸の名は。 ページ5
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ボクたちは、自分たちの寮を
【オンボロ寮】と名づけた。
掃除が終わった頃に、
一匹の狸?が部屋に入ってきた。
『お前は確か…』
?「オレ様の名前はグリムって言うんだゾ!」
『…どうしてここにいる?』
グリムは入学式で大暴れしたため、
学園長命令で学外に追い出されたはず。
グ「オレ様は大魔法士になるんだゾ!」
グ「だから、この学園に入学したいんだゾ!」
『…はぁ』
ユ「…A?」
『グリム、今日はもう遅いからここで寝ろ』
グ「いいのか?」
『明日学園長に話してみる』
グ「ありがとうなんだゾ!」
伯父上には大暴れした狸が戻ってきたと
報告するだけなんだけどな…。
ユウと話し合った結果、
グリムはユウの部屋で寝ることになった。
ユ「じゃあ、また明日」
『あぁ、おやすみ』
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<ユウの部屋>
グ「なぁ、ユウ」
ユ「どうしたの?グリム」
グ「さっきの白髪の男、名前なんて言うんだ?」
ユ「Aだよ、A・クロウリー」
グ「ふむ…」
ユ「…グリム?」
グ「本当にアイツは"学園長の血縁者"なのか?」
ユ「なんでそう思うの?」
グ「オレ様のカンだ」
ユ「何それ笑 もう寝るよ、グリム」
グ「ふなっ!?オレ様がベッド使うんだぞ!」
ユ「え"!」
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作者名:ひとみ | 作成日時:2020年5月15日 18時