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34:変なルール、続々登場 ページ37





エ「つーか、白いままでもよくね?
なんでわざわざ赤色にするんすか?」

ケ「こればっかりは伝統だからね〜」

ケ「『なんでもない日』おめでとうパーティーの日の薔薇の色は赤!」

ケ「クロッケーは、バットに七色のフラミンゴ、
ボールにハリネズミを使うのが決まり」

ケ「あ、でも春の庭でやる花たちのコンサートでは、
薔薇は白、これも大切なポイントだよ♪覚えてね!」

ユ「なんか…変な決まりばっかりですね」

ケ「これはグレート・セブンの一人、
ハートの女王が決めたルールなんだって」

ケ「リドル君は歴代の寮長のなかでも、
かなりガッチガチに伝統を守っている
真面目な子だからね〜」

ケ「ま、ちょっとやりすぎだとは思うけど…」

エ「…。そうだ!
オレこんなことしてる場合じゃねぇ!
あの、ケイト先輩。寮長に話があるんですけど、
まだ寮内にいます?」

ケ「ん?リドル君ならまだいると思うけど…」

ケ「ところで、エースちゃん。
お詫びのタルトは持ってきたのかい?」

エ「え、タルト???」

ケ「あっちゃ〜」

ケ「それじゃあ、ハートの女王の法律・第53条
[盗んだものは返さなければならない]に
反してるから、寮には入れられないな〜」

エ「はぁ?なんだそりゃ?」

グ「また変なルールが出てきたんだゾ」

ユ「いったいいくつあるんだろ…」

35:取り扱い注意の呪文→←33:薔薇を赤く塗ろう!



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作者名:ひとみ | 作成日時:2020年5月15日 18時

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