【ツイステ】私の幼馴染み (ページ4)

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02：新しい友達ページ4

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『この世界の住人じゃない…？』

聞いた事のない地名だったから、
まさか…とは思っていたが。

学「…」

伯父は、学園で今は使われていない建物を、
元の世界に戻る方法が見つかるまでの間、
宿替わりに使うよう、その子に言った。

？「ありがとうございます」

学「Aさん」

『はい』

学「貴方にはこの子のサポートをしてもらいます」

『…サポート？』

学「つまりシェアハウスです」

『…なるほど』

学「では、早速向かいましょうー！」

本当にこの人は自分勝手だな…。

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『…冗談だろ』

昔は寮として使われていた建物だって言ってたから、
ちょっと期待してたんだけど…。

想像以上に古くてボロかった。

？「…」

学「自由に使ってもらって構わないので、では！」

『…』

相変わらず逃げ足が速いな、伯父上は。

？「あの…」

『ん？あぁ、そう言えば自己紹介していなかったね』

『ボクは、A・クロウリー。よろしく』

？「…ユウです、よろしくお願いします」

ユウ…変わった名前だな。

『とりあえず掃除するか』

ユ「はい！じゃあ、ほうき探してきます！」

『ほうき？そんなものは使わないよ？』

ユ「へ？」

ボクは右手を上げ、指をパチッと鳴らした。

次の瞬間、ホコリまみれだった家具や床は、
あっという間に綺麗になった。

机やソファはひっくり返っていたので、
魔法を使って、あるべき場所へ移動させた。

部屋はあっという間に
趣のある寮の談話室へと姿を変えた。

『こんなもんかな？どう思う、ユウ』

ユ「…」

『ユウ？』

ユ「魔法って便利だね…」

ユウは目を見開いたまま、そう呟いた。