ちっちゃな執事に恋しちゃいます

《１７》 ページ18

学校に着き、教室の前まで着いた……









やっぱりゆなちゃん怒ってるだろうな…









謝らないと…









でもなんか怖い…怖くて入れない









怖くて思わず足がぷるぷるした｡









それを見たのか宏光が









北「大丈夫ですか？」









「あ、うん。大丈夫だよ。」









北「そうですか……では、入りますか？」









「あ、うん……」









宏光がドアを開ける









足をプルプルにさせながらも









まずは









「ごきげんよう……」









も「あ、おはよぉー」









「うん。おはよーっ」









みんなは挨拶してくれた。









けどゆなちゃんだけは挨拶してくれなかった。









やっぱり怒ってるよね……









勇気を出してゆなちゃんに話しかけようとする









「ゆ、ゆなちゃん……お、おはよっ─────」









ゆなちゃんは私を勢いよく押して教室を出ようとした









「ちょ、ちょっと待って……待ってよ！
なんで逃げるの？」









ゆ「全てあなたのせいだよ。昨日普通に教えてくれれば良かった話なのよ！！」









「き、昨日は急だったし…上手く教えられないのは事実だよ……それに迷惑かけたくないんだよ…だから────────」









ゆ「迷惑とかそういうのいい！！！教えてくれるだけでいいんだよ！！！」









「な、……なにそれ！……酷い｡昨日の夜しっかり考え考えて教えてあげようと思ってたのに……
そんなこと言うのなら……:もう教えないもん!!!」









逆に私が勢いよくゆなちゃんの肩をぶつけて
教室を出ていった。









北「あ！お嬢様！！」









と言って宏光も教室を出た｡









ゆなちゃん……なんで？酷いよ……








♡

《１８》→←《１６》

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す