ちっちゃな執事に恋しちゃいます

《１２》 ページ13

「では改めて!!!私の自己紹介するね!!!

私！北村 A!!!執事は童顔でいつも優しい宏光執事です!!!

えーと私の特技っていうのかわからないけど
ピアノ弾くことが好きですｗｗｗ
今もピアノ教室通ってて……
あぁ、でも！耳痛くなるほど音色悪いし…
それに私おっちょこちょいだからいつも宏光に助けてもらってばかり…
こんな私だけどよろしくね!!!」









も「ピアノ弾けるの!?すごーい!!!」









み・は・き「すごーい!!!羨まし♡」









ゆ「ピアノ弾ける人…私すごく憧れてて……

あの……よろしければ

ピアノの指導してください!!!」









執事全員「！？！？」









二「ゆなお嬢様、急にどうしたんですか？」









ゆ「Aちゃんね…ピアノ出来るんだって…
私さあれあるから………おしえてもらいたくて」









二「あぁ、そういうことですね！」









「え、えぇーと…私、そんなに上手くないし教えられるほどじゃないんだ…」









き「そんなことないでしょ！耳痛くなるほどって言ってたけどそんなことないと思うよ！」









こ「ウンウン！私も思うよ！
宏光くん？Aちゃんピアノ上手い？」









北「え？」









も「そうそう！Aちゃんの事なら宏光くんなんでも知ってると思うから!!!教えてよ！」









北「お嬢様のピアノはすごく音色綺麗ですし弾き方上手ですよ？」









は「ほらー！ならゆなちゃんに教えてあげてもいいんじゃ？」









「わ、私には……出来ないよ………ごめんね。ゆなちゃん。役に立てなくて……」









ゆ「うぅぅ……ニカちゃん……(ぎゅっ)」









二「ゆなお嬢様…………(頭なでなで)」









「ご、ごめん………」









私、せっかく仲良く出来てたのに……


ゆなちゃんのこと悲しませちゃった……









あ、もう授業始まるね。









.













.









.









.









.









.









学校終わって家に帰ってきた。









あぁ、私ほんと自分勝手だな…








下手でも教えてあげればよかった……







こんな自分嫌だ。









こんなんだから友達なくなっちゃうんだよ…









みくちゃん…ことねちゃん…はるみちゃん…
ももみちゃん…きいちゃん…ゆなちゃん…


こんな私でごめんなさい









♡

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