Recall me-Recall you 【冨岡義勇】 (ページ19)

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拾陸の虹ページ19

目を覚ますと見慣れない天井があって

怪我の手当をされていて

頭を動かすと畳まれた隊服と羽織

そして日輪刀が置いてあった

『ここ、どこ……』
？「目が覚めましたか？」
『っ、！
しのぶ様…？』
し「3日間眠っていましたよ
ここは蝶屋敷ですよ
日輪刀も届きました
それと、煉獄さんの屋敷に遺品を全て預けてあります」

遺品、そっか

2人とも、死んじゃったんだった

『父の隊服は、ありますか？』
し「？ええ、煉獄さんにここに置いておいて欲しいと言われたものは全て置いてありますし、ベルトを付け替えておきましたよ、以前お聞きしていましたから
菊花の髪飾りはここにある棚に入れてありますが？」
『そうですか、有難う御座います、』

何日で退院できるんだろ

出遅れたな…

し「もうすぐ柱の皆さんがお見舞いに来ますよ」
『柱、全員が、？一般隊士の私の見舞い、ですか？』
し「あら、噂をすれば皆さん来たようです」

うまくかわされたような気もする

そう言えば、耳を澄ますとたくさんの足音と

師範の大きな話し声

等々色んな音が聞こえる

煉「胡蝶、失礼するぞ
A、体調はどうだ？」
蜜「！！！！Aちゃん！！！！！」
『むぐっっ、み、蜜璃師範、どこかに異常があった訳ではありませんから、いきなり抱きつかないでくださいませ……』
蜜「まぁ！ごめんなさい！でもAちゃん選抜の後だったし、それに…」
『師範、蜜璃師範
私はおふたりから直々に稽古をつけてもらった身です
ヤワなことでは死にません』
し「あら、頼もしい継子ではありませんか」
『あの、悲鳴嶼様は、お会いしたことがありますので分かりますが…』

もちろん名前の知らない柱の方もいる

少し、私たちのやり取りを聞いて驚いている様子

煉「嗚呼
では自己紹介でもしようか！
Aも自己紹介をするといい！」
『はい、
階級戊不堂Aです
今は炎柱煉獄杏寿郎様の継子にございます
次の2月で13になります』
宇「俺は音柱宇髄天元だ！」
伊「蛇柱伊黒小芭内だ」
実「俺はァ、風柱不死川実弥だァ」
時「次、僕？
霞柱時透無一郎
1つしか違わないから、よろしくね」

4人の柱の方が挨拶をした

義「水柱冨岡義勇」

『ぇっ、』

義勇兄様は、柱になっていたの？