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7-4 ページ25

ここまでが、俺が覚えている回想だ。
そしてその後目覚めたら、見知らぬ場所に立っていた。


最初は俺が意識を失った後、お師匠さまか獪岳が鬼を倒して俺を安全な所に運んでくれたのかと思った。

だが、いつまで経っても2人は現れないし、まずこんな建物は俺の住んでいた地域にはない。
何故断言できるのか、それは明らかに大正時代に似つかわしくない建物だからだ。

前世での社会の教科書に載っているような部屋。何処かの文化財にでも入り込んでしまったのだろうか。
そんなありえない事を考えつつ、暗い部屋を見渡す。


すると御簾越しに人の気配がした。





「私を殺しに来た妖か?」




幼いながらも冷たい声。
人がいた事に安心し、しかし妖に間違われたという事態に焦る。


「ち、違います。迷子…みたいなもので…。ここが何処だか分からないんです」



俺の言葉に何かを考えている様子の声の主。

少し時間を置いて、近くに来い。と言われて少し焦る。だって御簾って昔のお偉いさんが居るイメージだからさ。


「来ないのならば人を呼ぶぞ」

「はい!行きます!」


不法侵入で捕まりでもしたらお師匠さまに申し訳ない。
月明かりの中、御簾を上げて声の主と対面した。





「…美しいな。妖でなければ月から来た使者か」

「妖でも、月の使者でもないですよ」





俺は、過去に来てしまったのか。




そこには幼い鬼舞辻無惨が横たわっていた。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 男主   
作品ジャンル:アニメ
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河岸エマ(プロフ) - 爽雫さん» うわあぁ私も大好きです!設定を上手く活かせてない気もしますが頑張ります!!モチベめっちゃ上がりました!ありがとうございます!! (2020年2月24日 14時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)
爽雫 - 童磨の息子なんて神設定じゃないですか!?凄い続き楽しみです。更新頑張って下さい!応援しています!!だいすきです(*>∀<*) (2020年2月24日 14時) (レス) id: c8b0ff9423 (このIDを非表示/違反報告)
河岸エマ(プロフ) - お虫さん» ありがとうございます!近々更新すると思うのでまたよろしくお願いします! (2020年2月23日 23時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)
お虫 - 好きです!次の更新楽しみに待ってます! (2020年2月23日 7時) (レス) id: 2f9884d86e (このIDを非表示/違反報告)
河岸エマ(プロフ) - アンちゃんさん» マジですか?!それは嬉しいです!pixivでもこちらでもよろしくお願いします!! (2020年2月15日 21時) (レス) id: b2cd8ae7ef (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:河岸エマ | 作成日時:2020年2月15日 16時

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