11 ページ11
宝探しゲームが終わり、みんながリビングに集合した
「おれさんこめもみつけた!」
「ぼくはふたつのまま...」
「おれいっこ。」
「おれにこ。」
『楽しかったか?』
「うん!」
「はい!」
「べつに。」
「まぁまぁ。」
やはりそらるとうらたは子供扱いとかされたくねぇのかな?
...いや、多分甘え方を知らないんだ
どうしたものか
すると、突然インターホンが鳴った
4人とも肩を揺らす
『お前ら、そこから動くなよ。』
そう言い残して俺は玄関へ向かった
ガチャ、とドアを開ける
『...誰だお前は。』
「俺様はレオンだ。ここら周辺で一番位の高い身分だぞ。身の程をわきまえろ小僧。」
偉そうな口調
こんなのが百獣の王と呼ばれた男なのか?
はっ、
『大した事ねぇな。』
「...なに?」
声が漏れていたようだ、気を付けよう
『いえいえ、なんでもありません。...それで?その身分のお高いレオンさんがこんな貧相な屋敷になんの御用で?』
「...とぼけるな。先日家のペットの人間を攫ったのは貴様だろう。俺様の執事がそう言っていた。」
『攫ったとは人聞きの悪い。俺は落ちていたものを拾っただけですよ?』
お互いに険悪なムードが流れる
「フン、まぁいいだろう。だが、貴様が偶々拾ったという人間は俺様のものだ。返してもらおう。さもなくば、どうなるか分かっているのだろう?」
レオンは俺の首に爪を立てる
だが、俺は今日一番の笑顔でこう言った
『まさか昨日の今日で迎えに来るとは思いませんでしたよ...。それで、ハイわかりましたって言うと思ってんのかクソ野郎、そらるは傷ついていた。血が沢山出ていた。全てお前がやったんだろう?拷 問好きなお前だ。人間を飼っては楽しんでいたんだろう?それに、お前の方こそ身の程をわきまえろ。人間を殺す事は禁じられているはずだ。』
レオンはもちろん怒り狂った
「貴様ッ!!一体どういう...」
『こういう者だが?』
俺は懐に持っていた物を出す
「その、紋章は...。」
『この国の王、シヴァ・オルトルフの息子であり長男、A・オルトルフだ。お前の脳に刻んでおけ。』
「王子...だと...!?」
まぁ、見せかけだけどな
273人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
クるくル - 萌えすぎて悶えました頑張ってください(鼻血) (2018年8月6日 12時) (レス) id: 7e50df18f1 (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - 雷雅さん» はい、頑張ります! (2018年3月27日 18時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
モモリス(プロフ) - 空猫は飼い猫さん» ありがとうございます。頑張ります。 (2018年3月27日 18時) (レス) id: 6e22cb104a (このIDを非表示/違反報告)
雷雅 - 更新頑張ってください! (2018年3月27日 13時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
アルビノ猫 - モモリスさん» どういたしましグホァ((殴 (2018年3月27日 6時) (レス) id: 5ab05e8e82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:モモリス | 作成日時:2018年3月2日 16時