【歌い手】獣人世界【男主】 (ページ19)

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るすをリビングのソファに寝かせて気がつくまで待つことにした

まふまふとさかたとくろは興味津々のようだ

心做しかうらたもそわそわしている

「ん...。」

るすは目を覚ましたようだった

「こえがえろい...。」

「くろ、ちょっとしずかに。」

ほんとに8歳児なのかと疑う発言をしたくろをうらたが鎮める

「...っ！？あ、あんたら、だれ？」

るすは目の前にいたうらたとまふまふを見て驚いたようだ

「おれさかた！」

「まふまふです！」

「わしくろねこ～！くろってよんで！」

「おれはうらた。」

『よっ。』

俺はるすに片手を上げて挨拶をした

「あのときの...。」

『Aだ。そういえば、お前の事ずっと心配してたんだぞ、そらる。』

「そらる...？」

『そこ。』

俺はるすの頭上を指さした

「るす、だいじょうぶ？」

そらるはるすの頭を撫でる

「わっ、だいじょうぶやけど...。」

るすは嬉しそうだ

『なぁるす、ここに住まねぇか？多分こいつらも喜ぶ。』

うんうんと目を輝かせて頷く３人(誰とは言わない)

「おれは、もうここにすむかくごできたんやけど。ひろってくれるん？」

『勿論。』

そう言うとるすは笑った

「おれ、るす。きゅうさい。よろしくな。」

るすはさかたの頭に手を置いた

「あ！ぼくもしてほしいです！」

「わしも！」

「くろ...。」

喜ぶヤツにそれに呆れるヤツ

その日1日はすごく賑やかだった