教師陣と夢主【短編集】 (ページ4)

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イチョウ先生《言葉の勘違い》ページ4

元教師×生徒

卒業式がおわり皆がザワザワとしている

私はイチョウ先生が好きで
半分冗談半分本気で先生に好きだと言っていた

けれど私は聞いてしまった
イチョウ先生が｢迷惑｣って言っていた所を聞いてしまった
その瞬間から私は好きと言うことを言うのをやめた

そしてそれと同時にイチョウ先生に
極力会わないようにしていた

卒業式の前日私の手元には手紙が合った
明日校舎の裏で会いたいです

告白だとそう思った
そう思うとイチョウ先生が顔に浮かんだ
でも迷惑ならいっその事この人となんて1度思ってしまった

そんな気持ちのまま次の日になり卒業式が終わり
今ここに居る

重い足を1歩ずつ歩んでいく校舎の裏につくと
そこには見た事のある後輩男子が居た

｢来てくれたんだね｣

『････うん』

｢あの･･････僕ずっと前から君の事が好きでした
僕と付き合ってください！！｣

お辞儀し手を差し出される
この手を握れば晴れて恋人になれる
イチョウ先生の事も･･････

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｢本当にそれでいいの？｣

『うん････いいのこれで』

｢イチョウ先生の口から直接聞いたの？｣

『直接じゃないけど････』

『なら、聞いてみないと分からないじゃない！
自分の本当の気持ちから逃げる？』
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