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「ただいま」
家に入ると、一足先に帰宅していた天が夕食の準備をしていた。それほど天が帰ってきてから時間が経っていないのだろう。今作り始めたばかり、といった状況だった。
「おかえり。さっき山崎さんから何受け取ってたの？」
天の言葉に、見ていたのかと思いつつAは返事をした。
「ファンレター。週の終わりに、事務所に届いた分貰うんだ」
普段は楽屋とかで読むんだけどね。
Aの言葉を聞いて天は納得した。
確かに、Aが家でそう言ったものを読んでいるのを見たことがない。
「その青い封筒、Aが好きそうじゃない？」
天の言葉に手元の封筒へと視線を移すと確かに、いかにもAが好むような一際目立ったコバルトブルーの封筒がある。星空なのか海なのか、よく分からないようなデザインだがそこが興味深い。
「ほんとだ。取り敢えず部屋に置いてくるね」
「今見ないの？」
「もうすぐご飯でしょ。時間微妙じゃない？」
「もう少し時間かかるから大丈夫だよ」
そう？
Aはその天の言葉を聞いて自室へと向かった。
バッグを棚に置き、コートをハンガーにかけた後、水色の椅子を引いて腰を下ろし、机に封筒の束を置く。
そして、束の中から先程天と話していた真っ青な封筒を手に取った。
青い封筒はやはり、Aの好みのデザインだ。
そんなことを思いながら開封した。
「……っ、え…」
その直後、手に鋭い痛みが走り、赤が鮮やかに散った。
突然のことにAは脳の処理が追いつかず、ただ机に滴る赤色を茫然と見つめることしかできなかった。
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ドーナツ(プロフ) - 高沢さん» わー！！！ありがとうございます…！本当に悩んでいたのでありがたいです…！いつでもいくらでもリクエストお待ちしています〜！！本当にありがとうございます！！ (2020年6月11日 1時) (
レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
高沢 - またリクエスト失礼してもよろしいでしょうか...？ 赤面 と いつもと違う髪型 をお願いしたいです、、ふたつも無理言ってすみません(汗) (2020年6月11日 1時) (レス) id: a364a1dba9 (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - 夢巫女さん» わー！いつもありがとうございます！！迷走中ですが、これからも読んで下さると嬉しいです！！更新頑張ります！ (2020年6月4日 10時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
夢巫女 - こういう作品を待っていたっ！！最初の方から読んでいましたが、感謝を伝えたくて我慢できませんでした！これからも更新楽しみに待ってます！ (2020年6月3日 22時) (レス) id: a86d07998f (このIDを非表示/違反報告)
ドーナツ(プロフ) - ぽんさん» わあ…！ありがとうございます！！凄く嬉しいです！更新マイペースですがこれからもよろしくお願いします〜！！ (2020年5月26日 18時) (レス) id: f19df2fce1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドーナツ | 作成日時：2020年5月5日 23時
