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宦官「李白様後宮の女官がこちらを」
李白「ん?木簡(参ったなぁ義理のかんざしを本気にされたか。しかし、美人だったらもったいない)」
李白の持っている木簡には“翡翠宮 玲玲”と書いてあった
李白(翡翠宮の侍女には二人渡したが毒見をした方かしてない方のどちらかだな…。さて、どう断るかな)
玲玲は指定の場所へ行った
玲玲「失礼します。お待たせしました」
李白「ん?お前誰だ」
玲玲「よく言われます」
李白「(毒見をした方の侍女か、本当に妖艶な笑みを浮かべていた女か?…そう思えばどことなく面影があるような、ないような…)お前化粧で化けるって言われないか?」
玲玲「それもよく言われます」
李白は溜息をつき椅子にどかっと座ると偉そうに言い出した
李白「しかしまた俺を呼び出すなんてどういう意味かわかっているのか?」
玲玲「ええ。実家に戻りたいとおまいまして」
玲玲はけろりと答えた
玲玲「身元を保証していただければ一時帰宅は可能と聞きました」
李白はムッとした表情をしイラつきはじめた
李白「それで俺に手伝えと?豪胆というか命知らずというか…。つまりなんだ?俺は嬢ちゃんの里帰りにうまく利用されろってことか?」
玲玲「いいえ。こちらもそれなりのお礼を考えています」
李白「侍女が武官に礼だと?」
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cider(プロフ) - ミルクさん» 見落としていました。教えて頂きありがとうございます! (2月1日 10時) (レス) id: 8f0a8c9356 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 確認ミスだと思われるのですがオ.リ.フ.ラが付いてしまっていますよ (2月1日 10時) (レス) id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:cider | 作成日時:2024年1月30日 18時