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小蘭「後宮って男子禁制だから、外の男性は女官に会いに来れないじゃない?その代わり、特別な許可さえあれば外から中の女官を呼ぶことができるの。」

玲玲「それが園遊会で配っていたかんざしってわけか」

小蘭「そのとーり!逆にこのかんざしを使えば、ここから出してって侍女側から呼びかけることもできるの」

玲玲と猫猫はニヤリと笑うとスっと立った

玲玲「小蘭ありがとう!試してみるね」

小蘭「ほーひはひはひへ」

もぐもぐ山査子を食べる小蘭に感謝しながらある場所へ行こうとすると

小蘭「玲玲、猫猫!山査子ご馳走様、美味しかった」

明るくてお喋りな小蘭だが、彼女は貧しい農村の出身で親に売られて後宮へ来たらしい

働いていれば食事に困ることないから後宮は幸せと言っていたから彼女は今の生活を気に入っているのだと思う

境遇が違えば後宮は何も悪い場所ではないのだろう

だけど、私たちは違う

玲玲「男性から貰ったかんざしは二つ…」

猫猫「大事なものを失ったあっちは男性とはいわないか?」

玲玲「もう一つ、二人で同じ男性は無理となるとどうする」

猫猫「玲玲には碁も将棋も勝てないよ」

玲玲「諦めてあの人(壬氏様)にお願いする?」

猫猫「やるだけやる、それに負けたらそれで諦める、あいつだけには絶対に頼みたくない」

玲玲「やるからには手は抜かないからね」

・→←10.里帰り



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cider(プロフ) - ミルクさん» 見落としていました。教えて頂きありがとうございます! (2月1日 10時) (レス) id: 8f0a8c9356 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 確認ミスだと思われるのですがオ.リ.フ.ラが付いてしまっていますよ (2月1日 10時) (レス) id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cider | 作成日時:2024年1月30日 18時

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