8.毒 ページ1
猫猫は毒の体制が強すぎるということで、園遊会の毒味役は玲玲が出ることとなった。
玲玲は毒味役として玉葉妃の後ろに座ると周りを観察し始めた。
玲玲が周りを見ていると武官に混ざっている高順とさっき簪をくれた李白がいた。
高順は目が合うと軽く会釈をした。
いつも天女の笑をうかべキラキラしている宦官の姿はどこにも見当たらない。けれどそんなことはどうでもいい。もしかしたら久しぶりに毒を食べれるかもしれない
食前酒が配られ玲玲はそっちに集中し始めた。
当たり前だろうが銀の器だ。
それを手に取るとゆらゆらと軽く揺すり接触部分に曇りがないかを確かめる
玲玲(砒石の毒は入っていない。匂いも特に異常なし、ほかの毒も入って無さそうだ。けど、嚥下するまでが毒味の仕事。あとは真水で口をゆすいで…)
そこで玲玲は注目されていることに気づくそれもそのはず宴席で使うなら即効薬で、誰も進んで死にたくわない。怯えながら口にするのが普通だ。
玲玲はどうせ摂るなら河豚の毒がいいなと思いながらニヤニヤするほどの余裕っぷりだ
食事を運んできた女官が少し引いていた。
はっと我に返り本来の自分の仕事に集中した。
玲玲(
微かに震える声が聞こえそちらに目をやると里樹妃が震えながら
玲玲は里樹妃が魚嫌いなのかと思ったが帝の前で残す訳にも行かないから仕方ないだろうと感じていた。
ふと里樹妃の毒味役を見るとニヤリと笑っていた
玲玲は嫌なものを見てしまい視線を前に戻すと次に運ばれてきた
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cider(プロフ) - ミルクさん» 見落としていました。教えて頂きありがとうございます！ (2月1日 10時) (
レス) id: 8f0a8c9356 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク(プロフ) - 確認ミスだと思われるのですがオ.リ.フ.ラが付いてしまっていますよ (2月1日 10時) (レス) id: d6f8a4c568 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cider | 作成日時：2024年1月30日 18時
