稲荷崎の1年生 (ページ7)

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5話ページ7

角名side

関西の血だか何だかしらないけど毎回あれをしてくるのは、ほんと面倒臭い。

そんな事を考えながらネットを張ったりマネが居ないからスポドリを作っている先輩の手伝いをした

北「集合せぇ」

「「「うっす」」」

主将の北さんが集合をかけたので急いで体育館へ向かった

北「今日は知っての通り新入生の部活体験がある。いつも通りやったらええねん、1年が来るから言って調子乗るんやないぞ。」

そんな調子乗る奴なんか居ないでsy(((((

侑「可愛い子くると思う??角名」

……いたわ、、稲荷崎でしらない人は居ない双子の侑…話しかけられてるが無視をしよう

北「何や？俺がしてる話より大事な話があるんか？侑」

侑「いえっ…なんにもﾅｲﾃﾞｽ」

ほーら怒られた、そりゃ北さんの話を遮ったら北さんの正論パンチくらうよなぁ。ちょっとは頭使えよ、侑も懲りないな。

何やかんやあって北さんの話は終わり、作りかけだったスポドリを作って体育館に持っていき、1年生が来るまで自主練をしていた

少し練習をしているとぞろぞろ1年生が入ってきた、そりゃ全国常連高だから新入生も大勢来るか

北さんが新入生を集めて説明をし始めた。説明が終わると新入生が自己紹介を次々としていく

殆ど経験者か。おっ…その中学結構有名な強豪じゃん、とか思いながら練習をしていたその時

『体験しに来ました…もう駄目ですかね』

一瞬女の子かと思ってしまった。白髪で髪が長くて、でも体験って言ってんだから男なんだろな、その子は北さんに呼ばれて1年の中へ混ざって行った

「あの子めっちゃ可愛んじゃないの？」
と侑に声をかけると

侑「…くんやぁ」

「えっ？何？」

侑「Aくんやぁ！！」

と、その子の方へ駆け寄って行った。2人は知り合いなのか？会話は聞こえないけど2人で仲良さそうに喋っているから、知り合いなんだろな

感動の再開かしらないけど、そろそろ離れないと

北「侑…」

北さんの正論パンチを食らうことになるぞ