NO.36 ページ10
「ちょっと……
いきなりこれは無いんじゃないの?
私怪我人よ」
晋助の部屋に入った瞬間押し倒され、着ていた服を脱がされた。
「はやく傷口を消毒しないといけねーだろ
着たままじゃやりにくい」
肩に水で濡らした布を当てられた。
「……自分で出来るんだけど」
「そう言うな
届きにくい所まで斬られてんだろ」
「…あの人を殺さないでね」
「…………」
黙ったまま器用に布を私の肌の上に滑らせる。
「……ん……………」
「痛いか」
「痛くない傷なんて無いわよ」
「そうか
結構深く斬られたな
斬られたの右肩だから暫く刀は握るなよ?」
「えぇ」
傷の手当てが終わり、晋助はそっと私を抱き締めた。
慎重に、丁寧に。
“少しでも強く抱いたら壊れてしまいそうだったから”
後に晋助から聞いた言葉。
「…好きよ、晋助」
「愛してる、A」
私達はその日、身体を重ねながら愛を確かめ合った。
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください!いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルア | 作成日時:2018年8月30日 21時