NO.40 ページ14
靜side〜
「……眠ったかい?」
「…………あぁ…」
泣き疲れたのだろう。
Aは高杉の肩に寄り掛かり寝ている。
「“愛する奴の胸の中で泣け”なんてまぁ……
俗っぽい事を言うようになったなぁ」
「…お前は殺されてなかったんだな……
「君も、まだ捕まってなかったんだね
俺の変装に気付いたかい?」
「気付いたからあの時警戒したんだろう
あんな格好してよくAを斬ってくれたもんだなぁ…あぁ?」
「ハハハッ…
そんなに怒んないでくれよ?
何杯目かも分からなくなった酒を一気に飲み干した。
「Aは良い子に育ったなぁ
色っぽくなって…胸も大きくなった…
触りたいねぇ…───っと睨まないでくれ
お前の女を横取りなんかしないさ」
ましてや自分の親友…時影の実の妹を犯すような馬鹿な真似はしない。
「村は全滅
行き場もない
親戚も家族もいないお前が……
どうやってこの五年間過ごしてきたんだ」
「さぁね
というかどうでも良いが俺は年上だぞ
敬語を使いなさい」
「別にどっちでも良いだろ」
「良くないさ
その年にもなって敬語も使えないんじゃAに飽きられるのも近いぞ?」
「何故だ」
「Aのタイプは“大人”らしいぞ」
凄い目で睨んできた高杉の事を軽く笑い流す。
「……ともあれ
お前たちが無事で良かったよ」
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (
レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください！いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルア | 作成日時：2018年8月30日 21時
