NO.28 ページ1
ある満月の晩、一人の女が大きな屋敷の上に立っている。
周りの人は気付かない。
彼女はある人を探している。
今夜もここを通るはず。
あれから数ヵ月、あそこにも私がいた痕跡はもうほとんど無いだろう。
部屋の中身は全て捨てられ、もう新しい隊員がいるに違いない。
「………いた…。」
女の探していたのは人間。
黒い制服を纏い狼が鋭い爪で相手を斬るように剣を奮い、鬼のように怖い。
ついたあだ名は
鬼の副長
「………お久し振りです…副長。」
女は自分の頭の後ろに着けていた仮面を、手前に持っていった。
「副長、貴方と私は敵同士になってしまった。
私の愚かさを叱って下さい……。」
そう言うと、女、もとい伊吹Aは、屋根の上から飛び降りた。
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ルア(プロフ) - ゆむさん» ありがとうございます!!更新がんばりますw (2018年11月27日 22時) (レス) id: 4db871a03f (このIDを非表示/違反報告)
ゆむ - 更新頑張ってください!いつも楽しみです(*^_^*) (2018年11月27日 22時) (レス) id: 3bc7fc3849 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルア | 作成日時:2018年8月30日 21時