冷たいうさぎへの接し方【JK】

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JKside


「じゃ、俺上がるわ」

BC「おー、お疲れさん」


バイトが上がる時間になり

チャンに手を振り、裏口から出ていく


「寒っ…」


その途端、外の寒さに驚かされた

冬程の寒さではないが

半袖の俺にとっては少し辛い


「ありゃ」

「え？」


近くから声がし

振り向くと

なんと変人と変人に担がれてるAヌナ

そうだ、いたんだった…

ちょっとだけ忘れてたわ


TH「グクくんじゃーん」

「…なんですかね」

TH「えー？いやぁ…」


やめろよ…2人がいるとことか

Aヌナが男といるとこなんて見たくないんだよ…

もう今日は帰りたい


TH「(あ、そうだ)聞きたい？」

「いや…」

TH「お持ち帰りしようと思って」


は、と低い声が俺の口から漏れた

お持ち帰り？Aヌナを？

そんなこと…


TH「まあ、きみにとってはどうでもいいことなんだろうけど」

「……」

TH「だってきみ、Aの話によると随分冷たく当たってきたんでしょ？」


Aが俺にどうされようがきみには止める権利なんてないもんね〜という目の前の変人

言い返せない…

だってその通りだから

そう黙ってたらじゃあね〜と2人は

黒い夜の中に消えていった

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