日常 ページ2
やっばいやばいやばい急げー!!!!!!
私、A、、現在1時間の遅刻です!!!、、、目覚ましならんかったようなんで、、、
ああ、、やばい怒られる、、
!!そういえば、ここの横道は確か近道だったはず!!うわぁ私あったまいい〜!!!
昔この道よく使ってたんだよね
ってことで角曲がって全力ダッシューーー!!!
すると突然視界がぐわんと傾く。下を見ると大きな石が私の足に引っ掛かっていて───
────────あ、ヤバい詰んだ
転け───────
衝撃に備えてグッと目を閉じる
バサッ
痛─────く、ない?
肌に触れたのは地面ではなくふわふわとした柔らかい布地
そっと顔を上げてみると──────
「ねえ、危ないんだけど」
『ら、、乱歩さん!!??』
え、いやいやいやちょっと待ってくれ、、なんでここに乱歩さんが?
こんな何にもない脇道にいらっしゃるので??
ってか転けるとこ見られちゃったよぉ、、恥ずかしい、、
『あ、、ありがとうございます、、
でも、どうしてこんな所に?』
すると彼は少し不満そうな顔をしてこう言った
「君が遅刻するからでしょ。」
「どうせ寝坊でもして焦って近道しようとか思ったんだろう」
ば、、ばれてる、、慣れてたつもりではいたけど恐るべき推理力、、、
『ご名答です、、名探偵。いやでもそれならわざわざ来なくても、、』
「はぁぁぁぁ、、、」
「君さ、この道で転けそうになったの、何回目?」
─────あ、忘れてた
私よくこの道で躓いてたっけ
最近この通り使わなくなったから覚えてなかった、、
『あ、、ごめんなさい。、、じゃあわざわざ私を助けるために、?』
「君、これ以上足に傷増やす気なの?」
心配、、してくれてたのか、乱歩さん。素直じゃないけどそういうことしてくるから狡い
「ほんとに危なかったんだからね、、君は僕がいないとほんとにダメだねぇ」
小さなため息をつき、彼は言った。
私のために来てくれたのか。あの乱歩さんが、、
あ、いやでも私が転ける前提で来てるってことだよね、ちょっとフクザツ、、、
「ねえ、ぼーっとしてるけど、出勤時間」
『、、あ、、うわぁぁぁあ!!!そうだ!!遅刻だー!!』
「ちょっと!ねえ走んないでって言ってんじゃん、、、」
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結愛 - てあてあぁぁぁぁぁ推しと夢主の絡みがち好き (2023年2月28日 22時) (レス) @page3 id: 5309fc8273 (このIDを非表示/違反報告)
メンヘラ君。(プロフ) - やはり乱歩さんは、尊いですね…! (2023年2月24日 23時) (レス) @page3 id: 49ed8a4d79 (このIDを非表示/違反報告)
歩く声優オタク - 通りすがりの乱歩担です。乱歩さんが天使すぎて危うく発狂するところでした。乱歩さん可愛い! (2023年2月19日 18時) (レス) @page3 id: e1f9ed5f34 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:水無瀬 | 作成日時:2023年2月5日 21時