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とはいえ祥彰が2限までなのに、私は3限まである
待っててもらうのは申し訳ないので先に行ってもらうことにした
勿論 必ず行く と約束をして
授業が終わり、荷物を片付けて駅に向かう
「あ、やっときた」
なんで居るの という顔をしてたのだろう
「どうせなら一緒に行った方が確実かなって」
『ちゃんと約束したんだから行くよ…気は乗らないけど』
大学からオフィスまでは大体5駅程度
私は少し寝不足だったのもあり、電車に乗ってすぐ寝てしまったらしい
「A起きて。もう駅着いたよ」
祥彰に起こされる
『ん…まって、おきてる、』
「それ起きてない人の台詞だよ」
仕方ないなぁ と笑う祥彰
「目、覚めた?もう行くよ?」
『ん、おきた。いこう』
もう20歳を超えた私たちがするのは変かもしれないけど
いつも通り祥彰と手を繋いでオフィスに向かう
私達のこの関係は恋人ではなく、幼馴染としてだと思う
というよりもそう思っていたい
祥彰の私に向ける好意には気づかない振りをしながら
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和音(プロフ) - 鮭大根さん» コメントありがとうございます!結構前の曲なので、もしかしたらどこかで聴いたことあるかもしれないです…!知らないのに知ってる気がすることって私もあります。笑 (2020年5月2日 1時) (レス) id: bf5ce3c5c8 (このIDを非表示/違反報告)
鮭大根(プロフ) - なんか知ってる曲だな〜と思って曲題を見たら知らない曲でした() (2020年5月2日 0時) (レス) id: c882518901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:和音 | 作成日時:2020年4月19日 3時