47輪 ページ47
「《さあいよいよラスト！！雄英1年の頂点がここで決まる！！
決勝戦轟VS爆豪VS侑珠羽！！！
今！！スターーーーート！！》」
その掛け声と同時に放たれたのは分厚い氷の壁。侑珠羽は瞬時に避け、築かれた氷の上に降り立った。
爆豪は爆発で氷結を防ぎ、モグラのように掘り進めたらしい。氷には穴が開き、その穴から爆豪が出てきた。
『なるほど…。勝己は焦凍にしか興味無いのかしら…だったら』
「《おおーっと！！！？ここで侑珠羽が爆豪と轟の間に割り込んだぁ〜！！？って危ない危ない！！！》」
割り込んだ先には、両側から氷結と爆発が飛んでくる場所。
『_______水の呼吸 拾壱ノ型 凪』
ぴちゃん、と水の波紋の音がした。水柱である冨岡義勇が創った型である。凪いだその場所は全ての攻撃を無効化にする。
「んなっ！！？」
「攻撃がっ！」
「《爆豪と轟の攻撃が消された！？》」
『2人で盛り上がるのは大いに結構よ。そこに、私も入れてくださる？』
ニヤリと笑う侑珠羽をみて思わず背筋がゾクリと凍りついた。
「ならてめえも入れてやるわ！！！そこの舐めプ野郎とと共に死ねぇ！！！」
_______
特大火力に勢いと回転を加えたまさに人間榴弾と言えるこの技。爆豪は本気で轟と侑珠羽に勝とうとした。
『悪いわね勝己。そんなもの私には通用しないんだなぁ。』
「《なぁぁぁぁぁんと！！！！刀を一振したその風圧で！！！爆豪の攻撃を相殺したあああああ！！！人間のやる事じゃねえだろこれ！！！ヤバすぎィ！！！！》」
「は、ｯ！？」
『焦凍は場外ね。さっき押しといたから』
「轟くん場外！！！残すは爆豪くんと侑珠羽の一騎打ちよ！！」
クスリと微笑む侑珠羽は、ちらりとカメラを見つめた。必ず1位を。そう口パクでカメラを見ながら告げる。
「見ているよ。侑珠羽」
それを見た鬼殺隊のみんなはこれは優勝だと酒盛りの準備を始めていた。
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真白 - これまでに、ない感じのお話だ！(もしあったらすまん) (2023年1月27日 21時) (
レス) @page50 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
ミルヤ(プロフ) - るなさん» ちゃんと表記していない私が悪いのですが、設定の中にある（）の言葉は、このお話が始まった5歳の時のものを示しています。ご歳にしては低い身長、という意味を現してます。けして155センチが低いという訳では無いです。誤解させてすみません。 (2021年8月7日 22時) (レス) id: 414ea6103a (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - 155で低すぎる、みたいなこと書かれていらっしゃいますが、その言葉によって傷つく人が居ることを知っていますか？そして日本の女性の平均身長は157程だったので、別に低すぎる、という訳では無いと思います。 (2021年8月7日 21時) (レス) id: 4ee036a203 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルヤ | 作成日時：2021年5月31日 15時
