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#37 ページ39




『ふー、おなかいっぱーい!』


「ちょっとぉ、体重増えたらどおしてくれるの」


『なんくるないさですよ瀬名さん。』


ケーキ食べ放題のお店をあとにした私たち


え?前回の続きが気になるって?


まぁ、そんなに面白いもんじゃないけどね?







『はい。口開けて下さい』


「ん、(パクッ」


‥‥うん、瀬名さんって黙ってればかっこいいよね黙ってれば。

てか食べてる姿ですらかっこいいって何!?

わたし食べている時、白目になりますが?

たまに怖いって言われますが?


あ、何か腹立ってきた♡


「どおしたのA、なんならもう一口ちょうdぅン゛!?」


『はーい♡一口でも何口でもどーぞ!!』


「は!?え、ちょっ何怒ってんのぉ!?」


『怒ってないもん!何で白目にならないの!?ズルい!!』


「いやアンタ俺に何求めてるわけぇ!?
んぐっ!ひょ〜うばぁぃ!(ちょ〜うざぁい!)」




という感じでまぁ、いつものわたしたちでしたよ。
あと、お姉さま方の若干引いてた顔見たとき笑いそうになったよ。クールで知的なイメージが‥‥とか言って。


色々あったけど、


『ふふっ楽しかった』


わたしがそう言うと満足そうに笑う彼。


『あ!今日の夜何食べますか?』


「はぁ?あんたまだ食べる気?」


『ケーキとご飯は別物です!取り合えず買い物して帰りましょう!』


「はぁ、早く家に帰って休みたいのに」とか言いつつ着いてきてくれる瀬名さん。
何だかんだ優しいんだよね。
口を開けば嫌み大魔王だけど‥‥。



少しあるいてると視界に入った本屋。

あ、そう言えば今日ツーピースの発売日だったっけ。


『瀬名さん!本屋寄ってもいいですか?』

「あー、はいはい。早くしてよね〜」


瀬名さんが最後の言葉を言い終わる前に目的のツーピースの漫画を手に取ったその時、


目にとまったのは1冊のファッション雑誌


『瀬名さん瀬名さん』


「はぁ、何?」


『この人瀬名さんに似てますね』


「はぁ?何言ってんの。これ俺だけど。」


んんー?


『えっと、アイドルでもファッション雑誌載るんですね、それも表紙にピンで。』


「今どきはそう珍しいことじゃないと思うけど?でもまぁ、俺モデルだったからねぇ。売れっ子の。」



『まじすか。』



今日この日瀬名泉という人物の凄さを知ったのであった。

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めり(プロフ) - もう更新なさらないですか? (2021年3月28日 12時) (レス) id: 8b888e44fd (このIDを非表示/違反報告)
nekosugi - 瀬名君がやばいです!更新頑張ってください! (2018年4月12日 18時) (レス) id: f7266d588f (このIDを非表示/違反報告)
星羅(プロフ) - ポエモさん» そう言ってもらえるとすっごくうれしいです(*^-^*) (2018年1月27日 7時) (レス) id: 65e1c19534 (このIDを非表示/違反報告)
星羅(プロフ) - プリンさん» わー!ありがとうございます!期待に応えられるよう頑張ります!! (2018年1月27日 7時) (レス) id: 65e1c19534 (このIDを非表示/違反報告)
ポエモ - せないずめっちゃかっこいいです!心臓がもたない笑笑 (2018年1月24日 20時) (レス) id: 8066b1191a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:星羅 | 作成日時:2017年8月24日 21時

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