忍術学園に魔女がやってきた

謎の手紙の段　土井side ページ10

彼女が忍術学園に来て一週間たった

彼女は一向に目覚めない

彼女が来てからいろいろ変化があった

大量のフクロウが屋根に止まっている

土「フクロウの数また増えてないか？」

特に

土「だぁぁ！」ズコッ

学園長室の屋根には瓦が見えないほどの大量のフクロウがたくさん止まっている！
見た目が白いフクロウと茶色いフクロウがたくさん止まっているから目立つ

土「学園長先生！学園長室の屋根に瓦が見えないほど
フクロウがたくさん止まってますよ！」

学「ああ、なんか沈みそうな音が聞こえておる」

土「どんだけいるんだ！フクロウ！」

学「早く追い払ってやらないとわしの部屋が潰れる！」

「ギンギーン！」

「いけいけどんどーん！」

バサバサバサ

フクロウの羽ばたきが複数飛ぶ
シュタッ

学「おお！6年生の潮江文二郎、七松小平太！」

潮「学園長先生、フクロウを追い払いましたが」

七「所々糞まみれで、学園長先生の屋根がすごく目立ちます」

学、土「だぁぁっ」ズコッ

学「き、汚ーい！すぐに掃除しなさい！」

潮、七「は、はい！」

すると黒いフクロウ学園長室に入り込んできた

学「うあぁ！」

土「追い払え！」

潮「ギンギーン！」

七「いけいけどんどーん！」

中々追い払えない

潮「土井先生！あれを見てください！」

フクロウを見ると口に手紙のようなものが咥えている
ポト
フクロウは学園長の膝の上に手紙を落として外へ出て行った

学「なんじゃ？これは？」

シュタッ

立「何かの密書のものですか？」

学園長の天井から、立花仙蔵、中在家長次、食満留三郎が降りてきた

学「わからん、南蛮語で読めん」

中「見せてください…」

手紙を中在家に渡した
「…」

中「学園長先生宛てです」

学「わし宛てじゃと！」

七「何故わかるんだ！」

中「…後ろに学園長先生の名前が書いてあった」

潮「名前が逆に書いてあるぞ」

土「南蛮人は前に名前、後ろに苗字と呼ぶことがあるんだ。学園長の名前、大川平次渦正は、渦正、大川平次に並べて変える」
立「学園長先生、南蛮人のお知り合いとかいたのですか」
学「いや、知らんが」

学園長が手紙をあげようとしたが

学「ぐぬぬぬぬぬ」

学園長が手紙を、思い切り引っ張った

立「そんなバカな！」

潮「何か特殊な習慣接着剤を塗っているのか！」

学「お前達！て、手伝って！」

6「は、はい！」

「ぐぬぬぬぬ」

びくともしない
「はぁはぁ」

中在家がまた手紙を見た

中「…いる」

土「何が？」

中「もう人手紙宛てがいる」
留「だっ誰だ?」
中「…ルイ、ハヤカワ…」

目覚めの背景の段　瑠衣side→←報告の段　

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す